ねこのノアールくんは、なにか新しいことを始めたいとノホホンむらにひっこしてきました。ご近所にひっこしのあいさつに行くと、住んでいるのは個性的で親切なねこたちで、やおやさんにパンやさん、ミュージシャンとみんな得意なことを仕事にしているみたい。むらまつりにも参加して、ノアールくんもこのむらにお店を出すことに・・・。
みんな自由で楽しそうでいいなあ。わたしだったらこのむらで何のお店をやろうかな。洋服や雑貨を扱うセレクトショップとか(このむらのねこは服もさまざま。着物を着ているのもいれば、何も着ていないのもいるし、首にりぼんだけっていうのもいる)、占いのお店もやってみたいし、ヨガの教室なんかも需要がありそうだし、小さな映画館なんかもいいかも。そうそう、家はどうしよう。みんなそれぞれ素敵な家に住んでいるんだよね。外観はノアールくんの家が好きだけど、住みやすそうなのはしょくぶつはかせの家だよね。なーんて読み終わっても楽しい想像がどんどんふくらむ絵本でした。