単なる茅葺の田舎暮らしかと思って開いたら、なんだか違う感じ。あとがきを読んでようやく理解しました。
ということで、文章の中で理解したかったのと、自由学園の皆さんの暮らしというのが先立ち過ぎて、テーマであろう生きるための生活の喜びが少し薄かったかなぁ。
農文協だけに、後者を期待していたので少し残念。
ただ車も上がれない、山道を時間かけて徒歩で買い物(それもコーラ)というのにはビックリしました。
その昔、開拓者が住んでいた峠の里が、自分の里のすぐ上(のすんごい奥)でしたが、さすがに車は通っていました。ということは、昔は牛や馬で通ったと思われます。
生粋の自給自足で暮らすには、厳しさや大変さも大いにあることでしょう。だからこその喜びもあるのでしょうね。