絵が私には少々シュールに感じられて購入しました。お話しはそれはそれはかわいらしく、ひよちゃんとうさぎ達が主人公です。にんじん嫌いのひよちゃんがうさぎ達のお陰でにんじんを美味しく食べられるようになった、というものです。読み終わってからせなけいこさんの「にんじん」と比べてしまいましたが、両方とも偏食矯正には使いたくないと思います。さいごに、にんじんスープをあっというまにたべてしまったひよちゃんに“おかあさんが おどろいたこと!”とありますが、そのお母さんが登場していないの残念!!と思いました。お母さんのおどろいた顔を見てみたいと思います
絵本の帯に【はじめてのよみきかせにぴったりのえほんです】と書いてあります。こういうことは書かない方がいいのではないでしょうか? 絵本選びに迷いやつまづきを与えてしまいそうです。そして私はこの絵本が初めての読み聞かせにぴったりとは思わないし思えないからです。出版社の思い上がりを感じてしまったのですが…。