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すてきな三にんぐみ」 せんせいの声

すてきな三にんぐみ 作:トミー・アンゲラー
訳:今江 祥智
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1969年12月
ISBN:9784033270203
評価スコア 4.62
評価ランキング 3,846
みんなの声 総数 278
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  • すてきな?

    表紙からして、「すてき?」と疑問いっぱいになりそうな絵本です。
    この絵本を見るたびに思い出す、忘れられないエピソードがあります。
    年長のクラスでこの絵本を読んだときに疑問を投げかけた子どもがいました。
    「すてきじゃないよね?いいことしても、人のものを取ったらダメだよね?」
    その一言で、議論となりました。
    「かわいそうな人にあげてるんだから、いい人だよ」
    「取ったものもらっても、うれしくないよ」
    みんなそれぞれに言い分があるようでした。
    子どもたちがとまどっているのを見ると「この絵本を読まないほうがよかったんじゃないか。泥棒をしてもいいと、変な認識を持ってはいないだろうか」と、はじめは後悔しましたが、何日かたつと、この絵本を読んでよかったと実感しました。
    みんなそれぞれに、自分の意見を伝えようとする力がついたと思ったからです。
    本当にすてきなのか、と聞かれれば、大人の私でも答えに詰まりますが、子どもたちはきちんと筋立てて、どうしてそう思うのかを伝えようとしていました。
    「すてきないい人だ」と言った子どもも、「でも、泥棒はダメだよね」と、善悪はきちんと理解していました。
    子どもたちに善悪を考える機会を与える、すてきな絵本だと思いました。

    投稿日:2013/07/14

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  • こわい→すてき

     この絵本を最初に見た時の印象は「こわい…」でした。それは子ども達にとってもお同じで、怖いものが好きな子は「読んで!」、怖いものが苦手て子は、「読まないで!」とはっきり分かれます。やはりまっくろな3人組はインパクトがあり、「怖い話なんだろうな…」と思いますよね。

     でも「すてき」なお話です。怖かった3人組は、ティファニーちゃんとの出会いを境に、素敵な3人組になります。話が終わると安心感から、ほっこりとした気持ちになります。

     ビッグブックもあり、お話会で重宝させてもらっています。

    投稿日:2017/11/26

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  • すてきなおはなし

    「読み聞かせの会」に友人が持ってきて
    このお話を知りました。

    よくないことはよくないこととした上で、
    心があたたかくなりました。

    展開はとってもシンプルでわかりやすく、
    絵は、個性的。

    表紙を向けて本棚に置いていますが、
    昔のLPジャケットみたいで、
    お話を読まなくてもイケてます。

    それにしても、知らないお話って
    まだまだいっぱいあるのでしょうね。

    仕事で使った「題材」ですが、
    今まで知らなかったのが残念に思えた
    素晴らしい作品でした。

    投稿日:2010/06/10

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  • 黒いマントに黒い帽子の三にんぐみ。
    宝物を集めていても、それをどうするか?まで考えていなかった三にんぐみが微笑ましいです。
    だからこそステキな考えが浮かんだのでしょうね。

    ちょっぴり怖いところもあるけれど、読み進めていくうちに、三にんぐみの優しさに心打たれる一冊です☆

    投稿日:2007/11/05

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  • 恐いお話???

    子どもたちに、この絵本を見せると・・
    青地に黒マントの3人組を見て
    「恐いお話??」とちょっとビックリ
    していました。

    恐い声で読みながら、ティファニーちゃんが
    出てくる辺りから少しづつ明るくしていきました。

    子どもたちのお気に入りは、3つの脅し道具。
    ラッパ銃やこしょう振りかけは、思わず
    まねっこして、絵本に入り込んでいました。

    泥棒したオカネでお城を買って、孤児の子どもたちを
    集めて・・・なんて素敵な3人組なんでしょう。
    大人になって、みんなが家を建て、町を作り、
    どんどんスケールの大きくなっていくお話に
    子どもたちは釘付けでした。

    ついついかわいいお話、好きそうなイラストの絵本を
    選んでしまいがちですが、読み聞かせに慣れてきた
    子どもたちなので、いろいろなジャンルの絵本を
    読んであげるのもとっても大切だなって実感しました。

    このお話、やっぱり名作ですね。

    投稿日:2007/10/02

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  • 奥の深い話

    • ぽー嬢さん
    • 30代
    • せんせい
    • 東京都
    • 男の子2歳、女の子0歳

    子どものころから大好きだった絵本です。
    表紙だけ見ると怖そうなお話。
    読んでいても最初は怖い感じですが…
    読んでいくうちに三人組の魅力にはまります。
    盗んだお金で人助け…はどうなんだろう?と大人になってから感じたりもしましたが、ちょっと奥の深いお話です。
    5歳児クラスで読み聞かせしたこともありますが、もう少し大きくなってから、じっくり読むといい作品なのかと思っています。

    投稿日:2006/12/25

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  • ホントすてき

    • きえさん
    • 40代
    • せんせい
    • 石川県

    渋い絵ですが、my3才児クラスの子どもたちも大好きです。なんだか、ちょっぴり怖そうなお話…?でも、みなしごの子どもたちを集め、ハッピーエンドに。2回目に読んだ時、子どもたちが建てたお城のページをめくると、お話を読む前に、絵本好きのs君「3にんぐみと一緒や〜」と屋根が3にんぐみのぼうしとおんなじということを発見しました。かわいくて、ほのぼのとかいうのではないけれど、なんだかひきつけられる絵本だな〜と思います。

    投稿日:2006/06/04

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  • 私の絵本コレクションの中でかなり前に加わった1冊です。日本で1969年に初版ですが、私が購入したのは1973年でした。絵本そのものの形態が今販売されているものと違います。35年以上経っても読み継がれているのは素晴らしいことですよね。
    幼稚園でも何回も読み、ティファニーちゃんと心の優しい泥棒のお話しにわくわくしたものです。お揃いの服を着て幸せになった孤児たちが村を作って、3人の泥棒のメモリアルトルムまで建てるなんて。ドイツのシュタイナウにはこれとそっくりなお城があります。数年前、マーガーズッペの人形劇を見に行った時、その付近の雰囲気がまさに「すてきな三にんぐみ」ワールドでした。このお話しの舞台ではないと思いますが、ひとときその世界を巡るのもステキでした。

    投稿日:2005/12/25

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