ふしぎな はこ(評論社)
箱のなかにはいっているのは?!
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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子どものとき読んだ記憶では「家来」のイメージが強く、あまり好きなお話ではなかった気がします。 でも息子が図書館で見つけ、久しぶりに読んでみました。 やはり「家来」と言う言葉が気になってしまいましたが、ラストたろう君が「けらいなんて、ぼく いやだ」とハッキリ言いって友だちになります。 子どもの世界にも上下関係はあります…。たろう君のように強く言える力、弱い者を思う気持ち、大切にしたいです。 ラストの印象が残るように読み聞かせしなくては!と思っています。
投稿日:2009/01/03
一人ぼっちの小動物が家来になっていくお話です。 この絵本を読んで、上下関係があらわになっていて衝撃を受けました。 “家来になれ!”という言葉が出てくるので、個人的にはあまり子ども達には読み聞かせたくないな・・・と思ってしまいました。 最後に出逢ったたろうくんが、“友達になろう”と提案する所は良いなぁと思いましたが・・・。 子ども達がこの絵本の内容をどう受け止めるかは分かりませんが、受け止め方によっては善し悪しが分かれてしまうような気がしました。
投稿日:2008/09/26
絵本を開いたとたん、満開のお花(マーガレット?)が目に美しくわくわくしてしまいます。家来から友達へ!たろうの提案はなんて素敵なのでしょうか。「けらいなんて、ぼく いやだ」ときっぱり言い切ったたろうの顔はかっこいいですよね。 40年前に出版されて、幼稚園の子ども達に何回も読みました。シンプルなお話しですが、弱いものと強いものの関係は子ども達も経験済み? 身につまされている様子の子どももいました。だからといっていつでも仲良くしていられるわけがなく、自己主張がエスカレートしてけんかになることもしばしばでした。でもこの経験の積み重ねで、他人の痛みや喜びを共感できるようになるのだと思います。 堀内さんには大変失礼だと思うのですが、こおろぎがなんだかバランスが悪く、ちょっとぎこちなく感じるのは私だけでしょうか?
投稿日:2006/12/21
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