さむーい真冬のロシアの森。男の子がてぶくろを、おとしてしまいました。雪のうえにおちたてぶくろに、つぎからつぎへと、森のどうぶつたちが、おしかけてきて…ゆかいなウクライナ民話を、リズミカルで心地よい文章と、美しく味わい深い絵で描いた絵本です。
訳者 三木卓さんのあとがきより〜
アルビン・トレッセルトさんの『てぶくろ』は、もとのお話の骨格を大事にしながら、なかなか粋で、チャーミングなものになりました。様々なアイディアが光っていて、再話に挑戦したわけが、よくわかります。
ヤロスラーバさんの絵も、違った行き方で、ちょっとクールな、いいあじを出しています。
この新しい感覚で描かれた『てぶくろ』が、お子様と過ごす、楽しいゆっくりとした時間となることを願っています。
最後の最後まで目が離せない!?今迄と違った、新感覚な『てぶくろ』をお楽しみ頂けると思います(o^_^o)