どろぼうがないた」 その他の方の声

どろぼうがないた 作:杉川としひろ
絵:ふくだ じゅんこ
出版社:冨山房インターナショナル
税込価格:\1,980
発行日:2007年10月
ISBN:9784902385472
評価スコア 4.64
評価ランキング 3,235
みんなの声 総数 58
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  • どろぼうは、独りで住んでいても 淋しいと思わないし、悲しいと思ったことがない
    感情が乏しく 孤独な人だったかも、でも 家の窓から見えるお城を自分のもののように思い泥棒に入る生活だったのです。

    ふくだじゅんこさんの絵が かわいいので 泥棒も 怖いとは思えませんね

    この泥棒が かわることができるのです。
    それが 小さな鉢 芽が出るのを楽しみにするようになるのです!

    このときの 泥棒の顔は優しい顔に変わっています

    自分で水をあげ 芽が出る事への喜び! これは 泥棒が今まで味わったことのない感情だったのかもしれません

    人間は 本来優しい心を持っているのですね

    ところが 戦争で いえも鉢も壊され 大声で泣いた 
    せっかく 大事に育てた花が・・・ダメにされて 戦争の恐ろしさも思いますが 泥棒の涙は 心を洗ってくれる涙でしょう・・・

    これからの泥棒の生き方 輝いてほしいですね!

    作者の 杉川さんの絵本は初めて読みました。

    投稿日:2010/09/23

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    6
  • きっかけは

    きっかけは小さなことでも、泥棒が変わっていく姿が微笑ましく、泥棒が泣いた場面ではこちらも一緒に泣きました。
    続きはどうなったんだろう?と気になります。

    投稿日:2010/10/14

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    3
  • 生き物の力で、改心するどろぼうのお話。
    絵は、味があって、ユニークで素敵です。

    どろぼうの気持ちが変わっていくところが、もっと納得できるような、心に迫るような描き方をされていたら、いいのにな…と感じました。

    また途中から戦争の話が介入してきます。
    終わり方にも、もっと納得できる要素があればな…と思ってしまいました。
    幼い子よりは、話の続きを考えられる年齢向けかなと思いました。

    投稿日:2017/10/09

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    2
  • どろぼうがないた

    絵がとても繊細で可愛い。どこか、昔の外国の絵本を思わせるような絵だ。この絵本を見て、「大どろぼうホッツェンプロッツ」を思い出す人も多いと思う。
    内容は純粋に読むと、心が閉ざし泥棒を繰り返していた主人公が、花の植木鉢を盗んだ事によって、心の中にあった愛情が芽生え、戦争によって自分が育てた花たちが犠牲になってるのを見て初めて涙を流した…というお話。
    しかし、戦争は駄目というお話なの?と思う人もいた。戦争は、このお話では、花をつぶす一つのきっかけだと思う。
    どんな人にも、感情や愛情はあって、それはささいなきっかけから生み出される、というのがこの絵本のテーマなのだと私は思った。

    投稿日:2009/01/22

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    2
  •  絵と『どろぼうがないた』というタイトルに惹かれ読みました。いいお話でした。まず、これってどろぼう?と絵を見て思いました。そして、へー、だから泣いたんだぁと分かったときはやはり感動しました。

     このどろぼうは植物を育てる喜び、人の役に立つという喜びで改心したのですが、心のどこかに優しい気持ちが残っていたのでしょうね。

     2年生の女の子が読みきかせの後、「いいお話だった」と言ってくれたことが嬉しかったです。

    投稿日:2014/03/10

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    1
  • 大人の心にも優しく響く絵本

    何だか愛嬌のある、表紙のどろぼう。

    ものを盗むのは絶対にいけないことだけれど、
    このどろぼうは、本当は良い人なのだと思わずにはいられません。

    花が好きな人に、悪い人はいないって言いますからね。

    話の流れから 結末を予想していたけれど、
    やっぱり切ない気持ちになりました。

    そして
    切ないけれど、優しい気持ちになりました。

    どろぼうが主人公の絵本で、
    こういう気持ちになったのは初めてです。

    大人の心にも優しく響く絵本です。

    投稿日:2013/11/28

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    1
  • 思わずほろり

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    植物って人間の心を癒すんですね・・・・
    今の時代、ガーデニングや家庭菜園と言って、本当に手軽に植物の世話をする機会が身近になってますね
    実は我が息子も、人とのコミュニケーションが非常に苦手で集団行動では体調に害が出るほどです・・・
    ところが何かの景品にハーブの種がついてきたのがきっかけで、ハーブ育てに興味を持ち始めたのです

    今ではベランダが所狭しと多種のハーブでいっぱいです
    安い紅茶がカモミールのおかげで高級感あふれるティータイムです

    そんなことを思いながら読んでいたので思わずほろりとしてしまいました
    どろぼうさんの今に「乾杯!」

    投稿日:2011/04/28

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