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だんろのまえで」 その他の方の声

だんろのまえで 作・絵:鈴木 まもる
出版社:教育画劇 教育画劇の特集ページがあります!
税込価格:\1,210
発行日:2008年10月
ISBN:9784774611082
評価スコア 4.39
評価ランキング 14,011
みんなの声 総数 53
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  • やわらかいあたたかさ

    • ぴぃまま。さん
    • 40代
    • その他の方
    • 群馬県
    • 男の子21歳、女の子18歳

    〜雪の降る山の中で迷ってしまったぼく。
     おおきな木の根本の扉をそっと開けると・・・〜

    つかれている人はいませんか?

    なんだか寂しいな・・なんて思っている人はいませんか?

    寒いなぁなんて思っている人はいませんか?

    暖まりたいな・・なんて思っている人はいませんか?

    そんな人たち大集合。

    この絵本を是非読んでみて。

    ほらね、心にポッと 灯りがともるよ。

    「疲れたら休んでいいんだよ」
    頑張るのは良いことだけど、ムリはしすぎちゃいけないね。
    自分の心は自分で守る。
    でも、ちょっと辛くなったら、こんな絵本の力を借りてもいいんじゃないかな?

    心が迷子になったらゆっくりと時間をかけて見つけるといいよ。

    暖炉の前で、揺らめく炎を見つめながら
    ただゆっくり時間の流れに身を置いてみる

    きっと心が落ち着くと思うんだよね。

    投稿日:2011/06/28

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  • 生きているもののあたたかさ

    • かよたさん
    • 20代
    • その他の方
    • 東京都

    雪降る山の中で迷ってしまったぼく。
    疲れ果てた少年は、ドアのついた大きな木を見つけます。
    そこには、暖炉をかこむ動物たちがいました。

    オレンジを基調とした色使いが、生きているもののあたたかさを感じさせます。
    身体が休まる場所、そして心が安らぐ場所。
    『疲れたら休めばいいんだ』
    うさぎの言葉に胸がすっと軽くなった気がしました。

    私がお話の真意を掴めていないだけかもしれませんが…個人的にはダイレクトにメッセージが書かれているものが好きではなく、物足りなさを感じたので★1つ。

    投稿日:2011/08/26

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  • 癒しの時間

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子17歳、男の子14歳

    私自身が癒されたので、親子のお話し会でママたちに読んでみました
    ろうそくの淡く揺れる炎の中で、道に迷った男の子は、暖炉の火を見つめながら、不思議で緩やかな時間を体験します
    絵本の彩色も落ち着きますね・・・
    何が癒しかっていうと、現代のストレス社会で頑張って生きていても、時には疲れてしまい自分の人生に迷いを感じることもあるだろう
    でもそんな時、揺らめく炎を見ながら、太古の人間に思いをはせ、心を休めることも必要なんだと・・・
    「つかれたら・・・」「すきになるきもち・・・」のせりふから読めば読むほど深い癒しを感じます
    「奥が深いんですね〜」とママの声でした

    投稿日:2009/01/30

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  • ネコの手が

    雪の中、迷子になった男の子が、木のなかの洞穴に逃げ込みます。
    そこには暖炉があって、たくさんの動物たちが静かに暖まっていました。

    暖炉の火の暖かさ、生きている者の温もりを、肌で感じます。
    男の子は、身体だけでなく、心にも暖かなエネルギーをもらって、朝の晴れた世界に飛び出して行きます。

    私もネコの肉球で、まぶたを温めてほしいです。
    どちらかというと大人向きの絵本かな…

    投稿日:2017/11/04

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  • マヨイガ

    • もゆらさん
    • 50代
    • その他の方
    • 神奈川県

     山の中で迷って、雪もはげしく降ってくる。
    たまたま出くわした木の幹の家で、休むことをゆるされる。
    主人だろうか、一匹のうさぎと静かに燃える暖炉の火を見ながら
    同じく迷い込んだのだろう、いくつかの動物たちと寄り合って
    まどろみ、疲れを癒すうちに時間だけが過ぎていく。
     ふしぎな、ふしぎなおはなしの絵本だ。
    ここはひょっとして「マヨイガ」なんだろうか?
    ぼくって、一体だれなんだろう?
    窓から洩れでたひかりに眠気をこじ開けられた時、
    ぼくはすこし、元気になっていた。
    「ありがとう、ぼくいくね」と言い残して
    ひかりの中へ戻っていった、なにも持ち出さずに。
     うさぎはそれを、残念に思っただろうか?
    賢治の言っていたデクノボーって
    ぼくみたいな魯鈍のことを言うのかなあ…。
     鈴木まもる氏に、感謝。

    投稿日:2014/07/18

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  • あたたかく癒される本です

    雪が降って寒い山の中で道に迷います。
    なんとか大きな木のドアにたどりつきます。

    心も体も凍ってしまいそうな世界から、
    まずはろうそくの火をつけて、生きていることを実感します。

    だんろはでは、マキがぱちぱちと燃えていろいろな動物が暖まって寝ています。
    うさぎがじっと火をみつめながら言う言葉
    「つかれたら やすめばいいんだ、
    むりしないで じっと してれば げんきに なるさ」
    すごい深くてあたたかくて、ドキッとさせられる言葉だと思いました。

    また
    「ぼく ここが すきだよ」
    に対して
    「すきに なるのが いちばんさ。
    すきに なる きもちが あれば どこででも だいじょうぶ。
    すきな ことが あれば どんな ときでも だいじょうぶ」

    最後わかれるところで
    「きみが すきだよ」
    と心に響く終わり方です。

    絵も文字も最高に素敵な作品です。
    いつでも何度でも読みたいから即買おうと思いました。

    投稿日:2014/04/27

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  • 心がほどける

    くたびれた、疲れた、もう出来ない、もう嫌だ・・・

    そんなふうに思ったとき、この絵本を開いたなら
    心がふっと軽くなるような気がします。


    雪の中で迷った男の子が、
    ふいに見つけた木のドアを開けると あたたかい暖炉がある。
    暖炉の周りには動物たちもいて、男の子はすっかり安らいだ気持ちになり、
    また日の光の中へ飛び出して行く・・・・。

    物語としては、こういったあらすじなので
    小さなお子さんには難しいかもしれません。

    どちらかというと、大人のための絵本なのかなと思いました。

    男の子が暖炉の前に座るところから、
    リラクゼーション効果というか、セラピー効果というか、
    自分の心がほどけるのを 確かに感じました。

    「うまくいかない時には、ゆっくり休めばいいんだよ」
    そんなメッセージが、伝わって来るようです。

    投稿日:2013/11/29

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  • あったかい気持ち

    この絵本を読んでいて、その場面の想像をするだけで、自分まで温かい気持ちになって、とても心地よい感じがしました。
    「誰か」のそばにいるだけで、この主人公のように温かい気持ち・落ち着いた気持ちになるという事がこの絵本が教えてるのではないかと思います。

    投稿日:2012/03/12

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