言葉のない絵本。
1本の木を中心として、その周りに生きる動物や植物たちが描かれています。普段あまり意識していない視点から、季節の移り変わりを楽しむことができると思います。
読み聞かせとして言葉をかけてあげるのも良いし、お子様が絵を見て自分でページをめくっていくのを見守るのも良いのではないでしょうか。きっと何かを感じ取ってくれると思います。
この絵本に書かれている唯一の言葉はタイトル。
国によっていろいろなものがつけられているようです。
イタリア語では『L’ALBERO(木)』
フランス語では『l’arbre le loir et les oiseaux(木とヤマネと鳥)』
ドイツ語では『Ein Baum geht durch das Jahr(木は時を経て)』
そして日本語では『木のうた』
訳に自信はないのですが…私は日本語のタイトルが一番好きです。