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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

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そよ風とわたし」 その他の方の声

そよ風とわたし 作:今江 祥智
絵:上野 紀子
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,925
発行日:1975年
ISBN:9784591005507
評価スコア 4.5
評価ランキング 8,424
みんなの声 総数 5
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  • 心の中に浮かぶ不思議な風景

    子供の頃の絵本で真っ先に思い浮かぶのが、この絵本でした。そしてそのストーリーよりも真っ先にうかんでくるのは、魔女の帽子を目深に被った、子供の絵本のキャラクターとしては一風変わった60歳の魔女「プン」。(60歳という年齢は魔法の世界ではまだまだ子供なのです)そしてそのプンの咲かせる花畑の風景です。決して子供好みの可愛らしいものではなく、色彩的にも暗めなのですが、その絵のかもし出す不思議な雰囲気がストーリをより魅力的なものにしていたんだと感じます。題名すら「花の子プン」と勘違いしていたほど、プンのキャラクターと花畑の風景が子供心に強く刻まれていた証でした。
     大人にとって今生きている世界が現実ならば、子供時代はその他の異次元の世界もまた現実なのです。特に私は自分の中に作り出すいくつものイメージが、決して子供らしい可愛らしいものに限定されていなかったように思います。そんな私がこの本をお気に入りだったのも、今となっては納得できます。また子供時代の感受性の強い時期に、多様な絵本を触れることは、想像力やイメージ力、また自分の内面世界の形成に大きく影響するんだと改めて感じました。

    投稿日:2002/04/25

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  • 今江祥智さんのメルヘンの世界が絵本になったのですね
    魔法使いの国では 60歳は子ども プンはなかなか魔法をうまく使えず すぐに すねてプンとおこるのが なんとも かわいいです

    上野紀子さんの絵が雄大な山の 魔法の国をうまく表現して プンの赤い帽子の描き方は最高です!

    そして 父親の娘を思う気持ちが 今江さんの姿にかぶるのを感じながら 楽しめました

    100年の年月がたち プンも成長し、また 父親も嬉しく 自分の衰えを感じているところ なんとも言えず いいですね〜

    タイトル 「そよ風とわたし」  きれいですね

    投稿日:2016/09/04

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