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チェロの木」 その他の方の声

チェロの木 作:いせひでこ
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2013年03月
ISBN:9784039639301
評価スコア 4.82
評価ランキング 241
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  • いせひでこさんならではの絵本です。
    チェロという楽器への愛情から生まれた絵本です。
    主人公の幼い頃の森に対する畏敬と、楽器職人である父親への尊敬、父親が生み出すチェロへの愛着…。
    そんな要素が、幻想的な楽曲のように、透明感をもって描かれています。
    音楽家にも楽器職人にもならず、子どもたちへのチェロの先生になった主人公。
    父親が作ってくれた子ども用のチェロが、響きわたっていました。

    投稿日:2013/05/27

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  • 19年前の早朝5:46分 地震が起きました 
    まだ夜が明けない寒い朝 みんな布団の中で眠っている人が多かったでしょう
    私は京都ですが それでもあの朝の地震のゆれの怖さを見に感じています
    いせひでこは「1000人のチェロコンサート」に参加され 
    絵本「1000の風1000のチェロ」を描かれました

    そして この絵本「チェロの木」を読ませていただき  いせさんの重いがジーンと伝わってきます

    「やまばとの子どもが鳴いてるね。・・・」こんなはじまりで
    やまばとが さえずる練習しています それを ぐぜりというのですね

    おじいさんが ぐぜりのことを教えてくれ 森の木を育てる仕事をしていて、お父さんが 楽器作りの仕事その息子の私が チェロリストのパブロさんのチェロの響きに感動してまばたきせずに聞き入ったのです

    森の中でであう自然の恵み 森の中に自分もいるような錯覚に襲われます
    いせさんの世界です

    おとうさんは 誕生日プレゼントにチェロを作ってくれました
    心を込めて我が子のために作ったチェロ
    それから チェロのとりこになっていくのですね。
    今はお父さんもパブロさんもこの世にはいません
    そして 自分が選んだ生き方は お父さんが作ってくれたチェロを
    小さな子どもたちに教える道を選んだのです
    人には いろんな 人がいて成り立っています

    この話は 森の木を育てるおじいさん チェをを作るお父さん
    そして 自分の生き方
    このようにして 引き継がれていくのですね
    人の一生はあっという間ですが  自分に与えられた時間を自分の生き方で 生きる 
    その事を この絵本から学びました

    そして 震災で身近な人を亡くされた人たちの悲しみをこの日1.17の日に改めて 感じました

    静かに いせさんの絵本を読んで・・・・

    投稿日:2014/01/18

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