この絵本を読んでいると、軽快な言葉のリズムに乗ってページを捲る手が止まらなくなります。
それでいてお風呂の場面では、「のぼせても良いからもう少しこの湯に浸かっていたい!」と思うほどに心地よくて、最終ページを捲るのがとても名残惜しくなるお話でした。
パンダ親子から銭湯の入り方を学ぶことも出来るので、銭湯デビューを夢見るお子さんにとっては、楽しみながら二つの世界を同時に覗き見れる絵本になりそうです。
大人の方は、鎧のような服も模様のような服も脱ぎ捨てて、薄黒い気持ちや厚塗りメイクをパンダ達とともに白く清くささサッパリと銭湯で洗い流してみてはいかがでしょうか?
その際、湯上りにはぜひ牛乳ならぬささサイダーを!