耳が長くてしっぽが短い茶色の犬、可愛いベンジーが活躍するシリーズの1冊。
ベンジーはお父さんお母さん、ふたりの子どもと仲良く暮らしています。
でもある日、サラおばさんがおうむのティリーをつれて遊びに来て、
ベンジーは嫌な気持ちになってしまいます。
家族がみんなティリーをちやほやして、ベンジーをかまってくれなくなるからです。
ああ、ベンジー可哀想に!私がなでなでしてあげるよ!って
思ってしまう私です(^^;)
ベンジーがティリーのかごをゴミ箱に捨てようとしたら、
かごが開いてティリーは逃げ出してしまいました(>_<)
サラおばさんは塞ぎこんでしまいます・・・
でもベンジーはただいじけているだけじゃなくって、
そんなおばさんの姿を見て「悪いことしたな」って反省できる
おりこうさんの犬!
そしてちゃんと自分で事態を収拾しちゃうんです♪
マーガレット・ブロイ・グレアムさんの作品は、イラストを眺めるだけでも
優しい気持ちになれる魅力があると思います。