5歳0ヶ月の息子に読んでやりました。ネコに頼まれて空を飛びながら獲物を持ってくるライオンのお話ですが、心理的というかちょっと大人の私でもその展開の仕方には無理があるというか、わかりづらいと思いました。というのは、このライオンはなんだか自分(子供につくす母親?)を見ているようで、ちょっと歯がゆいです。途中でなくなってしまったように動かなくなるのですが、心理的ストレスなのか病気なのかよくわからない上に、再び動き出すシーンも。なぜ、そうなるのかははっきりと書いていないだけに、想像するとやっぱり子供につくす母がやりきれない気持ちになり、心理的ストレスで・・・というふうにとってしまうのです。なんか子供向けの絵本なのに、それもないよなーと葛藤。よくわからない絵本でした。ライオンの色も毎回変わっているので、なにかそういう心理描写なのでしょうが、私には理解できませんでした。そんな私の心を反映したのか、息子も???でしたね。こういう本はちょっと苦手です。