「すてきなプレゼント」 あまりおすすめしない みんなの声

表紙のデザインにひかれて手に取った。
絵がとてもすてきで、動物さんがいっぱい出てくる。

この本は、「素直な子にはいいことがありますよ、でも素直じゃない子には悪いことがあります」という内容だ。
私の小さい頃から、そんなおはなしはたくさんある。悪いお爺さんにはバチが当たったし、食べ物を残すとお化けが出る。

でも、この本では、「そんなに悪い事してないんじゃないかな？」と思ってしまった。疑り深い事、多少ひねくれている事、そこまで悪い事なのかな？と。
もちろん、素直であるという事はとてもいい事だ。
だから、素直じゃないくまさんときつねさんに、素直である事の素晴らしさをわかって欲しかったな、と思う。
そして、ちゃんといいプレゼントをもらって欲しいな。

この本は、2歳の息子・0歳の娘がもう少し大きくなって自分の意見をしっかり言えるようになった頃に読んであげて、感想を聞いてみたい。

表紙と良い、中の絵と良い、私好みだったので、
ワクワクしながら借りてきましたが・・・

内容は、皆さんが書かれている通りなので、
あえて書きません。
はじめに、著者の方のメッセージらしき言葉が
書かれています↓
『こころがまっすぐに、すくすくそだちますように。』
それが理想ですが、環境などのせいで、心が曲がってしまう
こともないでしょうか？（考えすぎ？）
素直でいたいのに、素直になれなかったり・・・。
ひねた考えの、くまさんときつねさんのプレゼントは？
正直、見て　がっかりしてしまいました。
これを見た、くまさんやきつねさんの子は、どう思うか？
くまさんやきつねさんのプレゼントも、素敵なもので、
心を入れ替える、みたいな結末の方が良かったです。
決して、すてきなプレゼントだとは思いません・・・。

プレゼントが届きました。カードには「みんなが欲しい物がはいっていますよ」と書いていって、箱の中には箱が入っていて、その中の箱には入っているといいなと思ったものが入っていました。
きつねさんだけは「期待すると痛い目にあいますよ」と思って開けたら、ハチが出てきます。
なんともいえない、うれしいような悲しいような・・・プラス思考で行こうという教えなのかなと感じました。
もうちょっと夢のあるお話がよかったです。