サンタさんのクリスマスの1日が、マンガのようなコマ割りで描かれた絵本です。台詞はふきだしになっていて、文章よりも絵を楽しむ絵本です。絵がとても細かく描写されていて絵は私好みで好きです。
この絵本にでてくるサンタさんは、その辺にいるおじいさんみたいなサンタクロース。親しみがわきますね。何とも言えない愛嬌があるんです。このサンタさん、紅茶が好きだったり、プディングをむしたり、宮殿に配達に出かけるなど「イギリスらしさ」にもひかれます。
でもでも、5歳の娘に読ませたくはないなと思いました。
クリスマスの日を仕事にしているサンタさんは確かにこういう気分なのでしょう。それが現実だとも思いますが、夢も希望もないなと思いました。子どもには夢のあるサンタさんでいてほしい。