現在4歳の娘が3歳の時に読んでみました。
主人公のくんちゃんが畑仕事のお手伝いをするお話ですが,本人は一生懸命やっていますが,親としては邪魔なくらい(笑)。
うちの娘のお手伝いもまさにそうです!
見本を見せながら根気よくお手伝いをやらせていく,そんなお父さんには頭の下がる思いで読みました。
ただ,お父さんの「違う違う」の言葉が私にはきつく感じ,何だかくんちゃんが可哀想に思えてしまい,何度も読みたい絵本だとは思えませんでした。
私も娘が一生懸命やっているのに「違うよ!」と言ってしまう時があり,そんな自分を直したいと思っているからかも知れません。
「違う」→「こうしたらいいね」「こうしてみよう」など否定的ではない肯定的な言葉を使っていきたいと改めて思わせた絵本となりました。
そういう意味では,親の私にとっては読んでよかった絵本です。