「ぶーちゃんとおにいちゃん」 ふつうだと思う みんなの声

ん〜・・絵は好きだし、細かい所にも発見が多くて本当に素敵だと思うのですが、
鉢植えを割ってしまったのを内緒にしてもらうために、ぶーちゃんに優しくしてるように見えてなんだかなぁという印象でした。
そして、
『はちうえのことを　おかあさんに　はなすひまも　ないくらい」って書いてるけど、その時の絵を見る限り、
お母さんが割れた鉢植えに関して聞きにきてるようなので、話すことぐらい、謝ることぐらいできるよなぁと思いました。

お兄ちゃんが大好きだけど、なかなか遊んでもらえないぶーちゃん。
私には兄がいるので小さい頃のことを思い出しました。
娘はストーリーよりもケロちゃん探しに夢中。
一人っ子の娘にはちょっとわからない話かも。
さみしい思いをさせてるかな・・・ごめんね。

細かい絵が見えないため大人数での読み聞かせには向かないが、バムケロシリーズに出てくるものを見つけた時にはちょっとした感動が味わえました。

最後のオチを理解できた子が果たして何人いたのか・・・

表紙で鉢を修理しているのは、おかあさん犬におこられたからでしょうか？
だって、いもむしさんが、おかあさんに話しているような・・・。
島田さんの作品は、一度読んだら終わりではなく、何回見ても新しい発見があることです。
まるでスルメタイプ？
今回の「ぶーちゃんとおにいちゃん」もかわいくて、いろんなところに仕掛けがあり好きなのですが・・・
やはりバムケロファンとしては、次の作品が待ち遠しいです。

バムケロ、ガラゴの大ファンなのでとっても期待して
待っていた絵本です。
島田さんの絵はかわいいし、あちこちで出てくる
バムケロのキャラクター探しも楽しい。
ぶーちゃんがお兄ちゃんにくっついて回る姿もユニーク。
でもね・・・お兄ちゃんが自分のやった事を隠そうとする
為にぶーちゃんに優しくなる、っていうのはどうかなぁ。
ストーリーとしてはちょっと好きになれませんでした。