「100にんのサンタクロース」 ふつうだと思う みんなの声

絵はきれいなので、絵だけ眺めてるのはいいのですが・・・。
表面だけでクリスマスをとらえていて商業的な感じがし、違和感を覚えてしまいました。
（でも　日本では　大多数がクリスマス＝プレゼントとケーキを食べる日なので、そんなことはどうでもいいのかな。）
作者のクリスマスに対する気持ちや小さい頃過ごしたクリスマスの様子が手にとるようにわかる本でした。　

よく見かけるこちらの絵本。
100にんのサンタクロースというインパクトのあるタイトルと個性的ながらもお洒落な絵がずっと気になっていて、試し読みで読ませて頂きました。が、すみません。正直、試し読みで良かった、というのが正直な感想です。
期待しすぎて読んだせいかもしれませんが、クリスマス絵本にがっかりしたのは初めてでした。
クリスマスのワクワク、夢を与えてくれる感じがなく、薄っぺらい感じがしました。
サンタさんたちがクリスマスの準備に奮闘するお話なら、やっぱり、あのね、サンタのくにではね…の方が比べものにならないくらいに私には魅力的でした。

サンタさんは、クリスマスの為に一年かけて準備しています。100人のサンタさんには、それぞれのお仕事があります。同じような顔だけど、帽子や服が個性的。
最後にみんなが勢ぞろいすると、確かめたくて数えてしまいました。帽子の柄で、これはどのサンタさんだったかな？と思わずページを戻りたくなります。

本当に100人います。全部読み終えたら、また前に戻り正解を探して‥‥何度も何度も行ったり来たり楽しめる。そのうち、答えを見なくても全部のサンタを言えるようになり、そこに登場したサンタが、普段の会話の中でもたくさん登場しそう。そして、最後はもっと難しいクイズとなって‥長い時間楽しめる。企画力がすばらしいなぁ。

ページをめくってにじサンタ等たくさんのサンタの紹介にびっくりしました。
タイトルにある通り、100人のサンタの紹介がしっかりなされているとは。
これだけいるとやはりリーダー的なサンタが存在するんですね。
がんばれ１００人のサンタさん！

　サンタさんが１００人！？たしかにサンタさんは一人とは限らないような気もします。
　１００人のサンタさん、ひとりひとりが個性的でおもしろいなと思いました。サンタさんたちの一年も、なかなか忙しそうです。サンタさんたちのクリスマスも、にぎやかで楽しそうですね。

　１００人のサンタさんたち、世界中すみずみまですべての子どもたちにプレゼントを届けてほしいなと思いました。