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パンチョギとは半分の子という意味なんですね・・・・ 普通であれば、兄達からひどい仕打ちを受けたら、へこんでしまうでしょうが、パンチョギは違いました 一眼一足の体をも、ハンデではなく個性としてどうどうと生きていく姿に、読んでいる側は励まされます さらわれたといえ、結婚した金持ちの娘はそんなパンチョギの人間としての魅力をわかっていたのでしょうね 二人の兄はいったいどうしたんだろう・・・・ 絵本の後ろのページには絵本をハングル語で読めるように解説があります 韓流ファンとしては見逃せない部分です!
投稿日:2011/02/02
韓国朝鮮の昔話です。 大きめなサイズの絵本で 絵もはっきりとしてカラフル。 見ているだけでも楽しいです。 お話はハンデを持って生まれたパンチョギですが とてもポジティブな生き方で 幸せをつかむというお話。 本読みにはとても向いている絵本だと思います。
投稿日:2007/12/03
最近相次いで刊行されている韓国の絵本の1冊です。 「パンチョギ」というのは、主人公の名前で、彼は生れた時から、一つ目方耳、片足、片腕でしたが、とても力持ちで、親孝行の優しい息子でした。 とここまでが、文章中に描かれているパンチョギなのですが、実際読んでいると「力持ちはともかく、片目片足で、そんなに早く走れないんじゃん?片足ジャンプ走行はかなりつらいよね?」とか、「そんなに優しい人が、しょうぎ勝負で勝ったくらいで、人様の娘を姑息な手段で盗むように連れてく?」とか、設定に無理を感じますが、これも韓国の民話をもとにした話なのかもしれませんね。 開いて最初の扉絵にはパンチョギを半身男にした元凶(?)の黒ネコと鯉が描かれています。ハン・ビョンホさんの描いたこの猫が、すごく魅力的でした。というか、私的にはお話よりも、ハン・ビョウホさんのイラストが気に入りました。
投稿日:2007/02/25
表紙の大きなトラの絵を見て、てっきりパンチョギとは、このトラのことかと思って読んだら、そのトラの下に描かれた片手片足、片目の男の子の名前だった。 朝鮮半島の昔話。 子供に恵まれないおじいさんと、おばあさんが、夢に現れた仏様の言葉に従い井戸にいる三匹の鯉を食べた。おばあさんは、三匹の鯉をとって食べようとしたが、猫に一匹だけ半分食べられてしまった。残った二匹半の鯉を食べたら・・・。 気立てがよくて力持ちの、一眼一足のパンチョギは、どんなに意地悪されてもめげることなく、まっすぐに前だけを見て進んでゆくたくましい男の子。外見的には、障害者なのだが、どんな難問でも解決してしまう豪快さが素晴らしい。自分の足りない部分は、全く気にしていない。 最後に金持ちの娘をさらってお嫁さんにするのだが、きちんと相手の意思も後から確認し、決して力づくで問題を解決するなどと浅はかなことはしないところが好感が持てる。 娘も、外見の悪い彼を気に入ってくれる人の良さがあり、なんとも微笑ましい。 大きな絵本なので、教室で読み聞かせするのもよいのではないでしょうか。
投稿日:2006/08/04
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