「くろのほん 」 なかなかよいと思う みんなの声

『あかのほん』、『しろのほん』に続いて読みました。くろはシャープでやっぱりかっこいいですね。表紙もとても素敵です。
前の２冊で、くろのものも紹介されていたので、それと見比べるのもまた楽しいです。
かみのけが「くろ」とか、おむこさんが「くろ」とか、ちょっとうなずけない場面もありましたが、楽しく読めました。
それにしても、五味太郎さんのイラストは、時を経ても色あせないんだなと感動しました。

あかのほんとしろのほんは、あまり時代を感じませんでしたが、この本では少し違和感を感じました。
髪の毛の色は人それぞれだし、長靴もカラフル。
お婿さんは白のタキシードも少なくないです。
ここ30〜40年で、世の中が変わってきたなと思いました。

真っ黒な表紙にカラスがインパクト大ですが、あかのほん、しろのほんと関連している楽しい絵本です！3冊比べてみたくなります！五味太郎さんの絵はなんとも柔らかくステキで、ちいさな時から楽しめそうですね♪赤ちゃんに見せても反応がありそうです！初めての絵本に、シリーズでそろえるのにもおすすめです♪

いろんな黒があります。他の黒を親子で連想すると楽しいと思います。
魔女のページで子供は反応がありました。ところどころにユニークなところがあって面白いです。
こちらのシリーズはセットで読むのが絶対オススメです。単体で読むより魅力があります。

　黒は、すべてを含んだ色。基本の色。重くて存在感のある色。

　ちょっぴりおっかない黒。カラス、サメ、くらーい夜。

　でも、怖くない黒もある。おむこさん、ハイヤー。これは、ちょっとかしこまった黒。

　黒もいろいろ。色って面白い。

いろいろなくろが出てきます。
このシリーズの他の本とあわせてみるとより楽しめそうです。
よるのページの魔女、えのぐのページの絵にこどもが反応して指さしたり、口に出したりしていました。
表紙がいいなと思いました。

赤、白に続いて黒を読みました。

それぞれの黒いものに、ちゃんと赤や白の関連した絵があるという秀逸さ。すごいセンスです。しかも、すべての絵に3色あるわけではなく、赤と白だけのもの、黒と白だけのものもあり、それがまた程よいです。

3冊揃えたくなりますね。

４歳の息子と読みました。
１冊まるまる使って黒の色を紹介しているということが珍しい。
絵を見れば、単純明快、一目瞭然で、五味さんの絵もかわいらしく、
とてもいいと思います。
「あかのほん」と「しろのほん」とつながっています。
…ただ、古いなーと思ってしまうものがいくつか。
たとえば黒い長靴は男の子がはくもの、
「おむこさん」は黒を着るもの…など、
ジェンダーが気になる私にとっては、私の注釈なしには息子にはあまり見せたくありませんでした。

五味さんワールド素敵ですね。

すべての本が連動しているのもいいですね。
子供と一緒にたくさん並べて見比べながらみたいです。

「この子は赤だけど●×くんはなにいろ？」とか話が出来そうですね。
読み聞かせ向きではないかもしれませんが１対１で盛り上がれそうです。

色を楽しむ絵本です。
シンプルな作りですが、
赤と白の絵本との関連性を
うまくコメントしてあるので
赤と白の絵本を読みたくなります。
髪の毛は黒だけど、
お年寄りの髪の毛は白っていう感じで
うまく誘導してくれます。
楽しく関連付けながら色を楽しめますね。
3色いっしょに3冊プレゼントすると
気が利いた贈りものになりそうですね。