このたろうシリーズは、「たろうのともだち」、「たろうのおでかけ」と読んできましたが、この「たろうのひっこし」が一番気に入りました。
お部屋が欲しいというたろうの希望に、赤いじゅうたんを与えてかなえてあげるお母さん、ナイスアイディアです。
そんなお母さんに文句も言わず、存分に楽しんでしまうたろうくん、なんて素直なんでしょう!
お友達の要望を取り入れながら、最後にはとても素敵な場所で楽しそうなお茶会会場となるたろうのお部屋。
最初から最後まで気持ちよく、楽しいおはなしです。
いつ読んでも楽しいですが、やっぱり桜の季節に読みたいですね。