絵本から児童書への移行期にぴったりな幼年童話です!
「きつねの子シリーズ」の1作目です。
こちらのシリーズ,可愛らしいイラストと大きめな字が子供のはじめての一人読みにもよさそうで購入を考えています。
「きいろいばけつ」のお話は子供心がよく描かれてますが,1つ気になる点が。
きつねの子が見つけた「きいろいばけつ」,1週間という期間を設け自分の物にしようと様子を見るお話なのですが,その姿は子供らしくて微笑ましいし結果はきいろいばけつがなくなってしまいきつねの子の物にはならないのですが。
この「落ちていた物を自分の物にする」という行為。
親の私としては,「例え1週間置いてあっても持って帰って来てはいけない」と我が子には教えてしまうタイプなので,お話を否定してしまう気がしてなりません(苦笑)。
図書館で1度読むにはいいけど,手元に置くにはどうだろうと考えてしまい(考え過ぎですかね(笑))。
購入は2作目〜にしようかと検討中です。
大人目線で☆4にしました。