この絵本はシモンくんという男の子が落としてしまったものを
あらゆる場面で探すという いわゆる【探し絵本】です。
うっかりもののシモンくん。
なんでもかんでも落としてなくす常習犯。
お姉ちゃんが迎えにきて「今日はおとしものしないでよ!」と釘をさすものの
やっぱりやっちゃいます。
家に帰る途中色んなところで道草をくっては持っているものや身につけているものをどんどん落としてしまいます。
公園に博物館、美術館、カフェなど場所は様々。
周囲にいる見知らぬ人がシモンくんの失くしたものを親切にも探してくれているにもかかわらず
シモンくんは特に探そうともせずに「お腹が空いたから帰ろう」なーんて言って
その場をあっさりと立ち去ってしまうあっけらかんさ。
めちゃくちゃマイペースです。まさに突っ込みどころ満載ではないですか!?
落としてばっかりのシモンくんがのほーんとしているのに対して
そんなシモンくんに付き合うお姉ちゃんがすごくカリカリしている様子が
対照的で可笑しいです。
結構綺麗で細かなイラストの中に隠れているシモンくんの落し物。
娘は懸命に探します。半分くらいは自分で探せたかな〜
でも2回、3回と読むうちにすぐに探し出せるのであんまり回数は読みたがらなかったです。
それでも一風変わった探し絵本私は楽しませてもらいました(^o^)丿