表紙の絵のかわいらしさに惹かれて手に取りました。
見開きからすでにお話が始まり、そのあとページをあけてからタイトルが出てきます。なんか今までの絵本の作りとは違ったスタイルにドキドキしました。
物語もまた、ドキドキワクワク。牛乳のなかをよしおくんがクロールしたり、ふなのりのおじさんが、あさごはんのチョコレートパンをつったり。おもしろくてシャレています。
「ぎゅうにゅうをこぼすな!」よしおくんはお父さんやお母さんによくいわれているのでしょうか?私も牛乳をこぼされたら絶対に子供たちに「やだぁ」とプンプン怒ってしまうのですが、この本は、そんなにムキになって怒ることもないかなぁと大らかな気持ちにさせてくれます。