「ちいさな ひこうき」 なかなかよいと思う みんなの声

おもちゃ箱から小さな飛行機が飛び出して、「いってきま−す」。ぶるぶるぶるーん、と部屋の中を飛び回ります。小さな飛行機を中心に描かれているので、ポットや急須、ティッシュなどがとても大きく感じられます。娘は「これ何？これは？」と、ティッシュや急須に興味を示しているようでした。プロペラにティッシュに絡まったときに「あったいへん！」と言ったのには驚きました。
おばあちゃんの家に遊びに言った時、おばあちゃんがお茶を入れてくれました。その急須を見て、「あ、おなじだね」と言った時、（あ、あの絵本か。よく覚えてるなぁ。気に入ったなぁ）と感じました。

おもちゃのプロペラ飛行機が家の中を探検します。アングルがとてもおもしろく書かれていて、興味津々です。
気になっていた蛍光灯ってこうなっているのかとか、ポットに急須を見下ろすアングル。ティッシュペーパーに引っかかって、前が見えなくなるけどプロベラでビリビリに破って平気！平気。最後に無事着陸します。

家には急須もポットも無かったので理解出来なかったみたいですが、お祖母ちゃん家にいくとあるので理解したようです。

蛍光灯も家には無く、お祖母ちゃんの家で見て気になっていたようで。
段々、今現在の家には無いものが増えてくるのは仕方が無いことですね。

小さなおもちゃの飛行機が、プロペラ回して飛んでいきます！

ひこうきくんは、飛ぶの練習中かな？
だって途中で電気にぶつかりそうになったり、ティッシュで前が見えなくなったり…ちょっと危なっかしくてハラハラします。

でもでも、飛んでる姿はとっても気持ち良さそうっ！いいなぁ〜

その様子を見守る、ぬいぐるみのくまさんやおかあさん猫のにっこり笑顔に癒されました。
子猫ちゃんたちの不思議そうな表情も可愛らしくて、微笑ましくなりました。

話はとってもシンプル。

展開も速いし、単純。

でもそれが子供にはいいみたいで、

何度か連続で読んでました。

オモチャ箱が出てくるのもいいですね。

図書館で借りてきました。
飛行機が赤いので、そちらにも興味を示しますが、周りのおもちゃ箱やテーブルの上のものや電気のかさティッシュなど、子供の好きなものなので、興味を示して指差します
飛行機に顔が付いているので、いいのかもしれません
下から猫が覗いていたり、構図もおもしろいです

笠野さんの作品だったのでこの絵本を選びました。主人公が優雅に飛んでいる様子がかっこ良かったです。予期せぬ事が起こっても慌てずにしっかりと対応している所がかっこいいなと思いました。主人公を見つめる仲間達もとても優しくて癒されました。仲間の元へ戻る時に見せる主人公の横顔が心に残りました。

「ただいまー！」

って、ちいさな飛行機が言う場面に

「だだいまー！」

って、孫が言って

「おかえりなさい！」

って孫が言ってます。

これも絵本のお蔭です。

この絵本には、その言葉は無いけれど、自然に出てしまった言葉だと思

います。ゆっくり、ゆっくりの孫ですが、言葉のリハビリは順調です。

とっても嬉しくなる絵本です。

自慢げに飛んでいる飛行機が誇らしいです。

短い文ですが、とっても楽しませて貰いました。