堀内誠一さんの絵ということで前々から読んでみたいと思っていた絵本で,4歳年少の娘と読んでみました。
飛び方を覚えたこすずめがひとりで空を飛ぶ日のお話です。
上手に飛べたこすずめですが,羽が痛くなってやすみたいと,たくさんの鳥の巣に向かいます。
だけど,みんな自分と同じ種類ではないこすずめに「仲間じゃないから入れてあげられない」と言います。
最後は,お母さんすずめに会えて一件落着ですが,こすずめはことごとく断られ心細かったでしょうね。
人間の世界でもすべての人が優しい対応をしてくれるわけでもないですし,こういう現実を絵本から学ぶのもよいのでは☆と私は思いました。
繰り返し絵本要素もあり,小さいお子さんでも読み聞かせできると思います。