兄ちゃんがハマってしまい、
シリーズになっていたのを知って借りてきました。
で、兄ちゃんが読み終わったので、私も♪
主人公は前回と同じ広一くん。
前作では35点のテストに悩んでいましたが、
今回はなんと、100点!
なのに、またまた浮かない顔をして雪の中を歩いています。
なぜなら、先生がテストを返すときに小さな声で言った一言が
『よくやったな。まさか、かくれて答え合わせしたんじゃないのか?』
というものだったから。
一生懸命頑張ったのに、カンニングをを疑われてしまったんです。
悲しくて悲しくて、でもそれを聞いてくれるお母さんは
家にはいません。共働きで、広一くんはカギっ子だから。
以前、助けてくれたかぎばあさんにもう一度会いたくなって、
わざとカギを隠し、探しているふりをします。
すると・・・。かぎばあさんが来てくれて、
前と同じように手料理を食べさせながら
広一くんの話を聞いてくれるのです。
人の本心を聞くことが出来る魔法のカギを渡して、
それを擦りながら質問するといいよと言うかぎばあさん。
3回しかつかえないというカギを使って
本当の声を聞くのですが、その使い道の一番最初が
なんと「おかあさん」でした。
う〜。そうなんだ。
お母さんがホントはどう思ってるか。
子供って、そんなに気にしてるんですね。
小学生になると、あんまりギューってしたりしなくなるから
ちゃんと気をつけてあげなくちゃって思いますね。
作中に3つのクイズが出ています。
3年生なら簡単♪というもので、巻末には答えが載ってます。
小3のお子さんには、挑戦して欲しいなぁ〜♪