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ぼくとかあさんなかなかよいと思う みんなの声

ぼくとかあさん 作・絵:いもと ようこ
出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2010年04月
ISBN:9784323013794
評価スコア 4.26
評価ランキング 21,487
みんなの声 総数 37
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  • 親目線でも子ども目線でも

    • 環菜さん
    • 20代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子6歳、男の子4歳

    他の方の感想にもあるけれど、これは大人・・というか親のための絵本という感じですね。幼い子供と楽しむものではないかな。

    母子家庭。いつでも飛んできてくれた母さん。優しかった母さん。一生懸命働いて育ててくれた母さん。
    子供が巣立つときも、励ましてくれた母さん。
    そんな母の恩をつい忘れてしまいがちな、大人になった「子ども」。

    大人が読めば
    親の目線でも、「子ども」の目線でも、いろいろ考えさせられますね。
    親としてここまでやってあげるべきなのか、とか、子どもが自立したらどう感じるのだろう、とか。
    「子ども」として親に甘えちゃってないかな、とか、恩を忘れちゃってないかな、とか。

    ただし
    老いて一人暮らし、寂しいかもしれないけど、電話して帰省の催促はどうだろう?とか、愛しい息子の思い出とはいえ、玄関にずらっと靴を並べておくのはどうだろう?とか、深く考え始めたら違和感も無くは無い。

    投稿日:2013/01/18

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  • 時間と空間を共有するということ・・・

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子19歳

    「全ページ試し読み」で読ませていただきました

    とっても安心した表情で抱っこされている表紙から
    成長とともに、だんだん・・・

    親と子って、ずっと一緒なわけではなく
    ある程度の距離は必要かと思います
    自分がそうだったからでしょうか

    でも
    時間と空間を共有するって
    とても大切なこと

    でも、親の愛?が負担になっては・・・
    とも思います

    いつでも気持ちが繋がっていれば
    いいんじゃないかな・・・
    時々、共有して

    その家族、関係、環境によっても
    考え方は様々かな

    投稿日:2011/05/01

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    1
  • いもとさん

    いもとようこさんの作品だったのでこの絵本を選びました。お母さんにしっかりと抱きしめてもらって満面の笑みを見せる主人公が愛らしいと思いました。成長段階によって主人公の気持ちが刻々と変化していく主人公の描写が素晴らしいと思いました。これからどの様に娘と関わっていったら良いのかを考えさせられる絵本でした。

    投稿日:2010/10/05

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    1
  • 【再投稿】母の思い

    母の日にちなんだ絵本を探していて、この絵本に再会しました。
    母子家庭に育った子どもの成長と、母親の気持ちを考える絵本です、
    でも、どうしても考えてしまう部分のあるお話です。
    運動会でころんだ子どもを、背負って自ら参加してしまう母親ってどんなものでしょうか。
    それでも、社会に出ていく子どもを、送り出せたことに子離れを感じたものの、お話の後半は複雑です。
    なかなか帰省しない息子に電話をかけてくる母親が、電話を繰り返せば、何事か思ったのだろうかと思うはずです。
    本当に久しぶりに、母の住む家に帰った息子が見たのは、自分がそれまでに履いてきた靴たちが玄関に並んでいる光景でした。
    子どもはその時点で感涙してしまうのです。
    奥から母親の声がしますが、絵本はそこで終わります。
    靴の並んでいるところを見せるために、息子を呼んだのだとしたら、あまり良くは感じられません。
    先ずは母親と対面してからのお話ではないでしょうか。
    奥にいる母親が病気かもしれないと思っていた私は、靴の隊列に不吉な予想さえしてしまったのです。
    ちょっと未消化です。

    投稿日:2024/05/13

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  • 母親の愛

    とても良いお話ですが、ちょっと疑問が残りました。母子家庭のお母さんのお話ではあるけれど、運動会の徒競走で転んだ子どもを背負って自分が走ってしまうお母さんってどうなんだろう。愛情と過保護の境界線って何なのでしょうね。
    久し振りに母親の住む家に帰ったら、玄関先に並べられた多くの靴。そこまでしてしまうお母さんもよく解らない。
    子どもの親離れを応援するお母さん、子どもの事ばかりを追い続けていると、本当の親離れを邪魔してしまうのでは。

    投稿日:2020/10/02

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  • 大人向けのお話

    • ピーホーさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子2歳、女の子0歳

    とっても可愛いくまの親子の絵だったので、2歳の娘と読もうと図書館で借りて来ました。
    読んでみると、思っていたものとはちょっと違ったようで、2歳児にはちょっと難しかったです。大人向けの絵本でした。
    親子2人いつも一緒に頑張って、お母さんはたくさんの愛情を注ぎ、自分の物は我慢して、いつも息子を優先させてきました。
    そんな息子が親元を離れて社会に出て、段々と生活に慣れ仲間との生活を楽しみ、母親との連絡も煩わしく思うように。
    しぶしぶ帰った久々の実家で、母親の愛情と寂しい思いをさせてしまったことに気づくというお話でした。
    まだ、私はこの本のお母さんの立場より子どもの方に近いです。
    ありがたいことに、すぐに帰れる距離に実家がありますが、それでも自分の生活が忙しいとなかなか帰れなかったりするので、出来るだけ顔を出しに行きたいなと思いました。
    子育ては大変だと思いますが、あっという間に成長してしまうのかなとも思うので、今のうちにたくさん愛情を注いであげたいなと思いました。

    投稿日:2019/10/22

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  • 大人向けの絵本?

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 滋賀県
    • 男の子5歳、女の子4歳

    大人向けのお話でした。
    上京して親のありがたみと存在を忘れてしまっても、お母さんはさみしがりながら子どものことだけを考えていたと気づいた日の絵本。
    親の私としては、とても気持ちがリンクしやすかったのですが、子どもには難しく、なぜ泣いているのかさっぱり分かっていなかったので説明しながら読みました。

    投稿日:2017/05/08

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  • 母子家庭?

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子2歳、女の子0歳

    おかあさんと2人きりとか貧乏という言葉が出てくるので母子家庭のお話なのかなーと思って読みました。
    子供が主人公なのですが、子供よりも母親のほうに感情移入して読んでしまいました。
    子供の自立は母親にとってきっと嬉しいことだとは思いますが、寂しい気持ちもたしかにあるのでしょうね。
    今後もなかよし親子でいってほしいです。

    投稿日:2014/04/18

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  • わたしもこうなりそう

    こどもには、決して恥ずかしい思いや、悲しい思いをさせないように…。
    時には、過保護になりすぎても、つい手助けをしてしまうのが親心。
    こどもにとって母は、世界中で一番。いつも大きくて強くて温かな存在。

    でも、いざ親離れしてしまうと、弱くなるのは親の方。
    どうしようもない喪失感が襲ってくるんでしょうね。
    だから、ついつい無理を言ったり、泣き言を言ってしまうんですよね。

    お話は、かあさんが自分を思う気持ち、自分が居なくてどれほどの寂しさを感じてるかに気づくというものですが、本当は気づかせちゃいけないんじゃないかなって思いました。
    というか、気づかせ方がちょっと大人げない感じがして、偉大さが半減してしまったような気がしました。

    でも、おかあさんの気持ちわかるなぁ…とも思いました。
    うちも、娘が親離れしたら、毎日「さみしい〜さみしい〜」と言い続けそう(笑)
    子離れできるかな〜と、ため息がでたお話でした。

    投稿日:2013/11/12

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  • 親の気持ち・子の気持ち

    小さな子向けの作品が多いイメージの、いもとようこさんですが、こちらのお話は大人・中高生以上に向けてかと思いました。

    せいいっぱいの愛情を注いで育てた我が子。
    とうとう独り立ちの日を迎えます。

    どんなときでも寄り添い、支えてくれた母の姿がありました。
    自分の母親を思い出し、いつの日か巣立つであろう我が子を思いました。
    母親と娘の両方の気持ちになって読みました。
    どちらの立場になっての、せつなさが残るのですが。

    投稿日:2012/04/11

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