ルラルさんがバイオリンを弾くと、ギコギコキーキーとおしりのかゆくなる音しかでないのです。でも、庭にやってくる動物たちはそれが良いと言って、みんなでおしりをふって聴いています。楽しい気持ちがおしりに集まって、おしりが笑いだすんだって・・。弾いているルラルさんも、だんだんと「そんなもんかな」という気になってきました。音を楽しめばそれが「音楽」ってこと。ルラルさん、みんなと一緒に楽しんで!
上手にバイオリンを弾けないルラルさんが年に一度か二度、バイオリンをだして手入れをするのは、お父さんのことを思い出すためでしょうか?これからは、もっとバイオリンの出番が増えればいいな、と思います。今は亡き、お父さんもきっと喜んでくれるでしょう。そして、何よりも、バイオリンが・・。聴き手に恵まれてルラルさんの腕も上がり、バイオリンの音もだんだんと良くなっていくかもしれませんよね。