最近、民話調のお話を息子にしてないな〜と感じたことから手にしてみました。読み始めると「あ〜、このお話知ってる。テレビで見た」というので聞いてみると、PBS(米国の公共放送)『Between the Lion』という教育番組で見たというのです。「鼻にソーセージくっついちゃうんだよ」と言って笑い出し、内容を教えてくれました。「ぼくなら宝石がいい」と自分の願いも加えながら。
絵本の原作者は米国人。こちらでも有名なお話なのですね。この作品をきっかけにツェマックにぐ〜んと興味が湧いてきました。他にも民話調のお話をたくさん書いています。コルデコット賞も受賞しているし、地味だけど温かい画風に引かれます。