「キツネのしゃっくり」 なかなかよいと思う みんなの声

パーシーの友達のキツネは、しゃっくりがとまらなくなってしまいました。困ったキツネは、パーシーに助けてもらおうと思って。・・・


しゃっくりを止める方法は、たくさんありますが、自分がおばけになって、相手を驚かせる（ついでに自分も驚く）とは、誰も思いつかないでしょう。

キツネさん、無事にしゃっくりがとまって、良かったですね。

やさしい絵と、ユーモアあふれるお話が楽しい絵本でした。

以前にもバーシーのシリーズを読んだ事があり親近感が湧いたのでこの絵本を選びました。主人公の穏やかな性格が滲み出ている描き方が素敵だなと思いました。私なら驚いて怖がってしまう事も主人公は楽しみに変えてしまうところが素晴しいなと思いました。主人公は丁寧に人生を楽しむコツを知っているところがかっこ良かったです。楽しい友達を持つ事の素晴らしさも教えてくれる絵本でした。

しゃっくりは、びっくりさせるのが一番と思いました。
パーシーさんに聞く前に慌てたきつねが自分でシーツに飛び込んでひっくり返ってしまって、しゃっくりが止まったんですけど。
パーシーさんは、大物だと思いました。幽霊に挨拶しようとしたんですから。それに、人がいいと思いました。

パーシーとゆかいななかまたちシリーズの一冊です。
ソーダを飲んでる最中に笑ったせいで、しゃっくりが出て止まらなくなってしまったキツネは、友達のパーシーの家を訪ね、しゃっくりの止め方を教えてもらおうとします。でも、干してあるシーツにひっかかるわ、たるに頭をつっこむわ…。おまけにユウレイに間違えられてしまうし！

ドジなキツネに優しい言葉をかけるパーシーさんに、ほっと胸の中があたたかくなります。しゃっくりの止め方はやっぱり「ビックリ」が一番の薬なんですね。