月刊かがくのとも500号記念が五味太郎さんの絵本ということで、発売前から楽しみにしていました。
「おでかけします いってきまーす」と男の子が家をでると、あとはひたすら道を歩き続けます。
その間、数ページ文章はなく、道や建物などが描かれているだけです。
男の子が歩いていく道には矢印が書いてあるので、息子たちはそれを指でさしながらページを進んでいました。
そして、最後にたどりついたところは、恐竜の骨を展示している博物館です。
「だいぶとおくまできました だいぶむかしまできました」と書かれていて、五味太郎さんらしいな〜と思いました。
息子たちにはちょっと意味がわからなかったようで、初めて読んだ時には、え?これでもう終わり?と言っていましたが・・
矢印を逆にたどると、また家まで帰れるということで、この絵本を読んだ時には、必ずまた道を指でさしながら家まで戻っていきます。
迷路を楽しむような感覚なのか、息子は「この本、おもしろいな〜」と気に入って何度も読んでいます。
文章がほとんどないので、小さい子供でも楽しんで読めると思います。