表紙の絵を見る限りでは「ニルスの不思議な旅」と似ているな。というイメージでした。
この自動車は手のひらサイズの小さな本で、ページ数の少なく挿絵もたくさん入っています。
児童書の作りになってはいますが、どちらかというと絵童話(絵の比率が大きい)本だと思います。
「タシ」というのは、アンが子どもの頃、バーバラ(母)が作り出した物語で、今は二人でお話の世界を広げたものだそうです。
タシは白鳥に乗って、主人公のジャックの家の近くへやってきました。
と、いうことは、たしは「小人」かもしくはかなり小柄な体系の種族なのかな〜と、想像していたのですが、
挿絵を見るとジャックの投信とほとんど同じなんですよ〜。
あまり深く考えないで、挿絵を描かれているのか、または、タシはジャックとかわらない程の背丈はあるものの、ものすご〜く軽い設定なのかもしれません。
シリーズ第1作目、どうやってタシがジャックの家にきたかというお話と、昔タシがドラゴンをやっつけた話が入っています。
気楽にサラッと読めます。タシ自体の性格がお気楽なので、余計気楽に読めます。
ファンタジー(特に妖精もの)が好きなお子さんやちょっとした冒険ものが好きなお子さんにお薦めします。