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カプリの王さまなかなかよいと思う みんなの声

カプリの王さま 作:ジャネット・ウィンターソン
絵:ジェーン・レイ
訳:柳原 由紀 Ayuo
出版社:小学館 小学館の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2012年04月
ISBN:9784097262077
評価スコア 4
評価ランキング 28,810
みんなの声 総数 3
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  • イタリア気分の寓話

    『The King of Capri』が原題。
    訳者が、風変わりでチャーミングな物語と評するウィンターソン(英国)の初絵本作品。
    イタリアのカプリ島が舞台の、イタリア気分の寓話、という印象です。
    食いしん坊のカプリの王さまが主人公です。
    もちろん、美食三昧、貧民のことなど考えません。
    対岸のナポリには貧民の洗濯おばさん、ジュエルさんが暮らしていて、
    その生活ぶりが対照的です。
    ある日、風のいたずらで、王さまの物が吹き飛ばされて、ジュエルさんのもとへ。
    そこからの展開も大らかですごいです。
    風変わりでチャーミング、との評に納得。
    さらには、コラージュを駆使したであろう絵もキュート。
    おやおや、日本のものらしいコラージュも見受けられますね。
    イタリア語も差し込まれ、イタリア気分を盛り上げます。
    ただ、かなり入り組んだストーリーなので、小学校高学年から、
    どちらかというと大人向けかもしれませんね。

    投稿日:2020/09/07

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  • ハイセンスなイタリアン

    カプリ島といえば、イタリアはナポリの近くに位置する風光明媚な観光の島。
    そのカプリ島のよくばりな王様が、突然の強風にすべてを失ってしまいます。
    一方ナポリの貧しい洗濯おばさんのジュエルは、突然の強風が運んできた幸福でとても裕福な生活に恵まれます。
    二人の対極的な性格と、ハッピーエンド。
    愛は歳も性格も身分も超越するものなのです。
    たらふくものを食べるために、口が二つあったらいいのに。
    王様のとどまることのない欲望の言い回しが印象に残りました。
    訳文がちょっと上品すぎるような気もしましたが、とてもおしゃれな絵本。
    高学年のおませさんから、ヤングアダルト向けだと思います。

    投稿日:2012/07/08

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