読んでいるとどんぐりということを忘れて、子どもたちの生き生きした顔に見えてくるから不思議。一人ひとりの動きや感情、表情が見事に表現されていて、時間をかけて見ると発見が尽きません。子どもたちが自分で、そして保護者の方が自分のお子さんはどの子に似てるかなと探してみるのも楽しいかもしれません。
後半の「おみせやさんまつり」は圧巻。リアルでありつつ、その上、こうやって協力していけばいいのだという分かりやすいイメージを子どもたちに伝えることができ、またそれぞれが自分の良さを生かして生き生きしているのが見ていてほほえましく感じました。そして、最後の先生たちの気のきいた演出・・・思わず笑みがこぼれてしまいました。