サバイバルシリーズを読み切った5歳の息子が特に好きだった1冊。
サバイバルシリーズは、何種類かの登場人物の設定がありますが、
これは、息子が一番好きなジオやケイたちのストーリーです。
スキー場で休暇を過ごすケイを追いかけて、
ジオたちもペンションにやってきました。
ペンションのおじいさんに電気の使い方を注意されてうんざりしますが、
孫娘のジュールと仲良くなって体験飛行に行きます。
しかし、街では大停電が起こります。
政治的な問題で、石油が輸入できなくなったのです。
店では食料を求めて店を襲う人も現れます。
人々の不安と恐怖から、街は大混乱に陥ります。
生活に電気があるのは当たり前。
電気がなくなると、こんな状況になってしまう。
ということを大人の私ですら、想像したことがありませんでした。
電気の大切さを改めて考えるきっかけになります。
2巻では、ジオたちが、
火力発電や水力発電、潮力発電など、
代わりとなる様々な発電を試みます。
ハラハラドキドキしながら、
そしてギャグマンガで笑いながら、
電力の仕組みがわかります。
政治的な部分は、
こういった側面もあるというぐらいに流しておくのがよいと思います。
概要を知るのに良い本です。