「クッキー・サーカス」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

『ありとすいか』や『よるのおと』など、たむらしげるさんのユーモラスでちょっと不思議なお話が大好きなので、こちらも読むのが楽しみでした。
お母さんといっしょに、ぼくがピエロや音楽隊や動物たちのクッキーを作ります。
焼き上がったクッキーたちは音楽を鳴らしながら行進を始め、それがどんどん大きくなって……。
こちらもワクワクするお話。なんだか無性にクッキーを食べたくなります。

クッキーが動き出したり、大きくなったり、
とても夢のあるお話です。
お母さんと一緒に焼いた、サーカス団のようなクッキーが動き出し、大きくなり、ぼくも一緒にみんなでサーカス。
最後はみんなで食べちゃうのもびっくりしたけど、良かったです。

孫たちも型抜きクッキーをよくママと作りますが、クッキー・サーカスは、楽しそうだし、夢が膨らんでいいですね！ぞうさんのクッキーが食べたくなりました。ぞうさんの型があったら、プレゼントしたいと思いました。食べ物の絵本は読んでいるだけでも、幸せになれるし、孫とサーカを金城埠頭に見に行ったのが凄く懐かしかったです！

このお話は、男の子がお母さんと一緒に作ったクッキーが動き出して更新し始めるお話でした。そのクッキーがどんどん大きくなってサーカス団になったのですが、みんなお腹がすいたのでみんなに食べられるのを見て、「せっかくの面白いサーカスがもったいなくない！？」とちょっと残念そうでした。

３歳の娘と読みました。

娘とは一回クッキーを作ったことがあり、
生地をコネコネしてめんぼうで延ばして、
型抜きをした記憶もまだ新しく、
「こんなサーカスのクッキーすごいね！」と
興味深く読んでいました。

それがどんどんどんどん大きくなって、
３時のおやつにみんなで食べれるなんて、
とってもいい！
こんなのあったらいいな〜。

と思っていると、
あれ？最後のページは、幸せそうに寝ている主人公の顔。
やっぱり、夢だったか・・・。
でも、寝ている頭の先に置かれている、焼きたてのクッキー。
大きくはないけど、サーカスのいろんな形のクッキーは、
とっても夢がありますね。
親子でまたクッキーをやきたくなった一冊でした。