「アンデルセンの絵本 別巻 絵のない絵本」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

月が語る、絵のない３３の世界の断片。
脈絡もなく、明るくもなく、不思議な世界です。
でも、「絵のない絵本」と言いながら、絵があるから楽しさが生まれました。
佐々木マキさんが、１話ごとに様々な雰囲気で絵を添えてくれました。
一貫したストーリーがあるわけではないので、描く人によって様々な世界が広げられます。
描き分けが楽しく感じられました。

短いおはなしがたくさん入っています。
難しいはなしもあるので、高学年向きだと思いますが、
中には分かりやすいものもあります。

佐々木まきさんの絵が素敵です。
絵を見ながら想像するのもおもしろいです。

いろんなことを考えさせられます。
親子で読んで、お互いに感想を話してみたら、子どもの考えがわかってきます。
不思議な世界にひたるのも楽しいです。