いりやま先生といえば、私は「ころころパンダ」と「ゆらゆらパンダ」を二人同時に読むプログラムで出会い、お名前を知りました。
こちらの作品は、森の中の動物たちの作るツリーで、だれのツリーが一番素敵かを競うことに。
審査員は、ふくろうじいさん。
ふくろうじいさんは、ごきげんな時に、おっほん おっほんと啼くんだそうです。
みんな張り切って、ツリーやリースづくりに夢中です。
ふくろうじいさんが、とおりかかって、「おっほん」と何回啼いてくれたかの自慢をし合っています。
でも、みんなのような立派なものを作れないはりねずみくんは、おじいさんの「おっほん」を聞いて、自分のツリーがそんなに素晴らしいはずがないのだから、あれは・・・・・・。
最後がとっても良かった〜♪
競い合うことではなく、心を一つに寄り添うことが大切なんだって教えてくれる作品でした。