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9件見つかりました
鮭ってすごいですよね。 海にいても産卵の時には自分が生まれた川に帰る。 どういう原理なのかと、いつも不思議に思い感心します。 命をつなげる、これが生き物の自然の原理なのでしょう。 イラストもとても美しく見応えがある1冊に思いました。
投稿日:2020/05/27
この本を読んで、昔、国語の教科書に、サケの一生(生まれてから産卵して死ぬまで)についての説明文的な話が載っていた事を思い出しました。 その説明文は、科学的な事はわかるけど、面白みがないというか。 ピリカの話は、科学絵本なのに、素敵な物語にもなって、読み聞かせると10〜11分くらいかかるのですが、とても興味深く最後まで読むことができました。 ピリカという1匹のメスのサケを主人公にすることによって物語に感情移入しやすくなっています。 サケって、こんな風に思いながら生まれた川に帰ってきて産卵するのかな。 好きな本です。 ただ、低学年には少し難しいかもしれません。 高学年向き(4年生以上)かな。
投稿日:2019/07/05
サケはどうして生まれた川に戻ってくるのだろう。 サケはどうして大海原から、苦しい思いをおして、厳しい川の上流を目指すのだろう。 この不思議を、みごとに描いていることに感心しました。 理屈ではないのですね。 見たことのない母の声が自分を読んでいるのです。 そう考えると、海も川もサケにとって大宇宙のように神秘的です。 死をもってほかの動物の生態系を守るという自然倫理、なんだか科学的でもあるのですが、私はこの絵本に命の神秘を感じました。
投稿日:2013/10/18
私が読む前に息子は、さらっと読み終えて、 「お母さん、このお話、最後がとてもいいんだよ。ピリカが、お母さんになるの」 そんなに楽しいお話なのかと思って読みましたが、最後は、私が思っていたのとは少し違っていました。 お母さんを知らないピリカが、お母さんを感じるのはなぜか、 そして、ピリカに限らず、すべての鮭がお母さんを知らないのはなぜか、 読み終えるとよくわかります。 一つの命が生まれ、そして消えてゆく。しかし、その命は姿かたちを変えて、永遠に繋がってゆく。 その様を、真正面から、暖かい目できちんととらえている作品です。 鮭の一生を写実的に描きながらも、一つの物語として完成されている事に驚きました。 5歳の息子には、まだ全てを理解することはできないようです。 しかし、もう少し大きくなって、また読み返した時に、新たな発見をすることでしょう。 母の愛と、懸命に生きることの素晴らしさを教えてくれる作品です。
投稿日:2012/07/04
サケの遡上を詳しく描いてあったので、自然を学べる感じでよかったです。話は少し長かったのであんまり 小さい子には向いてないかも・・・。子供はいくらが大好きなのですが、さけの赤ちゃんだってことをこの本で 初めて認識したようでした。
投稿日:2012/03/23
鮭の一生を描いた絵本。 長男がすごく気に入っていて、図書館で何度も借りています。 鮭は産卵したら死んでしまうのは、よく知られていることですが 物語として、分かりやすく教えてくれます。 鮭は、お母さんの顔を知らずに育ちます。 ピリカは、自分が産まれた川に戻り、 お母さんの姿を感じながら、今度は自分がお母さんになるのです。 絵はリアルで、かわいらしいとは程遠いですし、 「死」というテーマは避ける大人も多いですが、子どもはちゃんと本質をつかんでいるなぁと実感しています。 長男も最初は「死んだ」とかいう言葉を、 物珍しさで面白がって言ってたけど、 今は「かわいそう」という感情をもちつつも、 命はつながっているんだということを感じてくれてると思います。 小学校では、命の大切さを伝えるのに 鮭の一生を題材に扱うそうですね。 この絵本なら、4歳の長男もじゅうぶん楽しめています。 本当の意味はまだ分からなくても、 とにかくたくさんのお話を体験させてあげたいです。 意味は、あとから自分で見つけるものだと思うのです。
投稿日:2011/01/29
この本は手元に置いておきたいと自分用にと購入した本でした しかし今は魚好きの息子(3歳)の大好きな絵本となっています 毎晩といっていいほど夜寝る前に読んでいます サケが海から川に戻り命をはぐくみ自分は土にかえっていく。主人公「ピリカ」もまた会ったことのない自分のお母さんと同じように、海の荒波を乗り越え、川に帰り卵を産み自分自身もお母さんになる自然の営みの話 本が大きく絵がとてもすばらしい 息子もきっとこの絵が気に入って見ているのだと思います。何度も聞いているうちにサケが川を上る話や、サケはお母さんを知らずに生きている話などなど3歳の息子なりに色々考えて納得しているようです。 大人の私は命の営みはすばらしいとこの絵本から何度も教えられます
投稿日:2009/06/21
現在では、いのちの授業にもこのお話しが 多く使われてると聞きました。 私自身、幼い頃にテレビで鮭の産卵や一生について学びました。 その時に受けた、鮭のたくましさ、そして 自然界の壮絶なまでの生命の連鎖をこの絵本1冊を読み終えて また蘇って来ました。 お話しの中で、ピリカが感じた“お母さんのかおり”がまた、 いのちの繋がりを感じさせてくれます。 子どもたちには、もうすこし大きくなってからの方が このお話しの本来の意図を感じることができるのかな??
投稿日:2007/03/28
鮭のピリカが、海から生まれた川に帰って、卵を産んで死んでいくまでの話です。 ピリカの目線で書かれているので、生態の勉強という感じではなく、 物語のように読むことが出来ます。 ピリカが、おかあさんを感じる時の表現が素敵です。 高学年からが、分かりやすいかもしれません。
投稿日:2007/02/04
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