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桃太郎が語る桃太郎自信を持っておすすめしたい みんなの声

桃太郎が語る桃太郎 絵:岡村優太
文:クゲユウジ
出版社:高陵社書店
税込価格:\1,100
発行日:2017年05月08日
ISBN:9784771110229
評価スコア 4.45
評価ランキング 11,162
みんなの声 総数 55
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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34件見つかりました

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  • コンセプトがすばらしい

    6歳の息子と読みました。
    コンセプトがとっても面白い。
    俯瞰的ないつもの昔話の桃太郎でなく、「桃太郎」本人の物語。
    この本では、昔話より、少し怖がりな桃太郎でした。
    「視点」を変えてもろもろ想像しながら本を読むことは、
    いろんなことを考えるだけでなく、
    日常の生活の上でも、とっても大切だと思います。
    他人の気持ちを慮ったり、他の立場を想像してみたり。
    そんな意味で、このコンセプトはとてもすばらしい。
    息子も、このちょっと怖がりな、等身大の桃太郎に共感していました。
    そして、イラスト。
    すべて桃太郎の目からみたものなんですね。

    このシリーズ、ほかのものも読んでみたいです。

    投稿日:2017/05/04

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    4
  • 今まで考えたことがなかった・・・! 受賞レビュー

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子10歳、女の子5歳

    誰もが知る桃太郎のお話。
    でも、今まで、桃太郎目線で語られたことが
    果たしてあったでしょうか?
    この「桃太郎が語る」桃太郎のお話をはじめて眼にしたとき、
    発想の斬新さに感動し、
    子供と読むのも待てずに一人で先に読ませていただきました。

    我々日本人の常識を覆す桃太郎ストーリー!
    鬼が島に鬼退治にいくのに決心したときの気持ち。
    はじめておじいさんおばあさんから離れて旅に出た時の気持ち。
    誰もが勇ましい桃太郎を心の中に描いている日本の常識の中で、
    実は実は心細く思っていた桃太郎を、一体誰が、
    これまで想像し得たでしょう?

    犬がやってきて仲間ができてほっとした気持ち。
    山で実はちょっと迷っちゃったはなし。
    鬼と出会ったときは全身ガタガタだった状況。

    思えば、たった一人で保護者の元を離れ、
    見たこともない鬼を退治にいくのですから、
    桃太郎の立場になって考えてみれば、どれもこれも頷けるのですが、
    「桃太郎=勇敢=強い」というバイアスがかかっていて、
    私自身も、今までただの一度たりとも、
    桃太郎の気持ちになって考える ということを、したことがなかったことに
    改めて気付かされました。

    相手の気持ちになって考えてみよう。
    って、大人は子供によくいうけれど、実は全然できてなかった!
    この絵本は、それこそ「相手の立場に」なることの、
    とっても素晴らしい訓練になるかもしれません。

    そして、桃太郎に限らず、それぞれの立場にたったお話が
    自分で想像して作れるようになったらそのときが、
    本当に相手の立場にたてる人になったということなのかもしれませんね。

    投稿日:2017/04/20

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    4
  • 発想や視点の転換

    桃太郎の絵本と同じ内容なのに、桃太郎の気持ち、視点になるとこんなにも違うなんて、という新しい発見のつまった絵本でした。
    いわゆる一般的な桃太郎と合わせて読むと違いがすぐにわかってたのしかったですよ。
    視点を変えてみる、想像力を働かせる。
    この感覚がちょうど必要になってくる5歳と7歳の娘と読みました。
    淡々とあったことを文字にしたり説明するとなんてことないことも、そこに関わっているひとはどんな気持ちかな、どんな風に感じたかな、と想像できるようになることはお友だち関係が広がる5歳児、保護者や先生の目からどんどん見えなくなっていく小学生の娘たちに必要なものだと感じました。
    また、その逆の、視点も必要だと感じることができました。
    自分にとっては本当に大変なことも、淡々と説明してしまうと意外とたいしたことないような感じるんだな、ということもわかることで、思いつめすぎず、楽天的にいけるのかもしれません。

    ストーリーというより、視点が斬新で素晴らしかったです。

    投稿日:2017/08/02

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    1
  • 一人称ってなんぞや?と子供たちはわかりにくい。そこを
    桃太郎という誰でも知っている話を題材に、こどもにも
    わかるように書かれている絵本です。

    コンセプトはとてもいいと思います。高学年の読み聞かせ
    そこからワークショップのようなこともできそうな気がします。
    桃太郎以外の立場でも考えてみたいと思いました。

    また絵もいいですね。あえてシンプルな絵や配色で
    あまり先入観が入らないようになっているのもいいです。
    この本を使えば、子供たちがどんどん想像を膨らませることができそう。

    最後のボス鬼だけはあるしかけを使って描いてあり
    これは圧巻です。もちろん年齢が低い子も僕「桃太郎」からみた
    目線など楽しく読めると思います。こう見えるんだぁと
    楽しめると思います。

    シリーズの第1作目、期待大ですね。

    投稿日:2017/05/05

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    1
  • 桃太郎になった気分に

    この絵本は一人称で書かれています。桃太郎の目を通して周りを見るので、読んでいるうちに、いつの間にか自分が桃太郎になった気持ちになります。
    桃太郎としての自分を見つめる、おじいさんおばあさんのいろんなまなざし。その目を見ていると、自分は愛されているんだ、と心の底から思えます。
    そのおじいさんおばあさんが、鬼の話を聞いて心配そうな表情をします。そうなったらもう、桃太郎が鬼退治をしよう!と決心するのは自然な流れです。
    大切にしてくれている人を大切にしたいと思う気持ち。その人たちのために何かをしたいと思う気持ち。
    その気持ちはイヌやサル、そしてキジにも伝わって、彼らが桃太郎を助けたいと思うのも自然な流れです。
    誰かを想う気持ちが周りの誰かを動かす。イヌもサルもキジも、ちょっとくらい怖い目にあったって、桃太郎を恨んだりは決してしないでしょう。もちろん、桃太郎自身も、おじいさんおばあさんを恨んだりしません。
    もしも自分が桃太郎だったら、イヌだったら、おばあさんだったら。いろんな誰かになりきって、いろんなことを考えさせてくれる素敵な絵本だと思います。

    投稿日:2018/12/29

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    0
  • 図書館司書さんからお奨めでこの本を借りて読んでみました
    もともと  桃太郎は昔話で みんながよく知っているお話です

    この本は 桃太郎が語る 桃太郎とあり 「ぼくは鬼がこわいと思いました」とあります

    桃太郎の目線で書かれていて   絵もいきなり 生まれる前の桃の中にいた姿が ちょっとびっくりしました
    おじいさんとおばあさんの優しそうな顔 おいしそうな ごはん

    そんなおじいさんとおばあさんが 心配そうな顔をしているのは みやこで赤鬼や青鬼が 好き放題に 輩を盗むと聞き おそれていたので

    桃太郎は「鬼ヶ島に行き鬼退治にいきます」 決心したのです
     
    ここからのお話は 昔話と同じですが・・・・ いざ 鬼ヶ島につくと 桃太郎は 怖くて ドキドキオドキ・・・・
    おおきな鬼が現れ ぎょうてんしますが、 力を振り絞り 立ち向かう桃太郎の姿   渾身の力を振り絞って鬼を胎児した桃太郎でした

    自分に置き換えて 桃太郎の立場になると やっぱり怖いです

    こんな時 大きな力が湧いてくるのは 素晴らしい!

    読者に キミが桃太郎なら   どんな桃太郎と 投げかけています

    自分の置き換えて見るという  新しいものの見方 考え方ができておもしろいと思いました

    まあ 昔話は昔話の良さがあります!

    この本は 違う角度からの 目線ですね

    投稿日:2018/02/26

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  • 昔話って俯瞰した話を聞くことが多いですよね。
    小さい頃からそんなふうに聞いて情景を思い浮かべていた話。
    そんな話だからこそ、一人称での語り口が面白く感じるのかななんて思いながら読みました。

    桃太郎が鬼退治に行く話。
    鬼=悪、と何の疑いもなく聞いていて、桃太郎の気持ちなど、あまり考えたことがなかったんだな…という気づきもありました。

    ある事柄も、視点や立場を変えるとがらりと見え方が変わることがあります。
    おとなになった今だから、その難しさや面白さがよく分かるというのもあります。

    純粋にお話を楽しみ聞いている小さな子に、一人称の楽しさは難しいかもしれませんが、
    相手の立場に立つことがだんだん分かってくる歳になったときに、視点が変わるとどうなるの?というテーマで読んでみたら、子どもたちにも新しい視点ってどういうことか、分かりやすいかもしれませんね。

    私自身も新たな視点に気がつくことが出来た一冊でした。

    投稿日:2017/08/03

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  • 桃太郎は弱虫だった 受賞レビュー

    まるで桃太郎の日記を読んでいるような気分になりました。

    桃太郎は大人から子供まで、誰もが知っている有名な昔話ですよね。
    それを前提に「桃太郎視点」のこのお話は、また違った面白さがあり感動があり、怖さがありました。

    驚いたのは桃太郎が弱虫だったということ。
    私の桃太郎のイメージは、最初から勇敢で怖いもの知らずでしたから。
    仲間の存在が勇気になり、誰かのために強くなれる。
    桃太郎も不安だったんだね。怖かったんだね。

    この絵本で素晴らしいと思ったのは、桃太郎に共感できるということです。

    大人になっても、怖い時や逃げたい時はあります。
    そんな時、そっと開きたくなるはずです。
    怖がってもいいよ。

    とても勇気を貰える絵本ですね。

    投稿日:2017/07/12

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  • 違った意味で

    • nrさん
    • 40代
    • ママ
    • 愛知県

    最初は、試し読みをしました。ぜひ子供に読ませたいと思い購入しました。誰もが 知っているお話ですが、違った角度で楽しめる内容でした。
    挿絵も 自分目線になっていて、斬新でした。
    ももたろうの気持ちが 共感できて面白いと子供が言ってました。

    投稿日:2017/06/06

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  • 新鮮でした!

    一人称シリーズ。初めて知りました。
    読んでみて、なるほど!
    このような絵本は初めてで新鮮でした!
    大人の方が面白いと感じるかもしれません。
    読み終えたあと、子どもたちに聞いてみました。「あなたが桃太郎だったらこのときどう思ったかな?」と。
    このシリーズ、今度はシンデレラが発売になるのですね。
    5歳の娘がはまりそうで、今から楽しみです。

    投稿日:2017/05/10

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