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子どもつなひき騒動自信を持っておすすめしたい みんなの声

子どもつなひき騒動 文:宝井 琴調
絵:ささめや ゆき
出版社:福音館書店
税込価格:\1,210
発行日:2017年06月15日
ISBN:9784834083415
評価スコア 4.67
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  • 江戸時代、裕福な商人の家で夫婦が離婚した後に生まれた子どもをめぐって起きた揉め事と大岡裁きの話。

    離婚の原因は書かれていないが、その後の話の展開を読むと、なんとなく大人の事情が見え隠れしている。
    最初の妻と、2番目の妻の人柄が正反対と言っていいほど違っている。絵でもその性質がよくわかるようにデフォルメして描かれているが、最初の妻は真面目で愛情深いくて地味な人。2番目は容姿は美しいが情が薄く、利己的で目的のためには手段を選ばない。間に挟まった夫という人は、おそらく最初の奥さんとの生活に飽きてしまい、派手さや刺激を求めて別のタイプの女性に興味を持ったのだろうか。あまり出てこないが、二番目の女性の迫力に押されて、いいように操作されている男のような気がする。

    別れた後に生まれた子どもをしっかり育てようとするシングルマザーのけなげな努力は、昔も今も変わらない。
    この話では最終的に無理やりハッピーエンドに持っていくが、現時はどうして。いろんな遺恨が残るだろうと思った。
    とはいえ、講談は人に夢や希望を与える役割もあるようで。途中はかなり理不尽なことが起きても、最終的にはしっかり改善懲悪的な終わり方をする。
    現実の人生もこの話のように、全てがうまくいくと思えるといい。子どもに対する愛情について、考えさせられる一冊。

    投稿日:2021/08/09

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  • 大岡越前裁きの一つ

    講談えほん(福音館書店)。
    不思議な題名という印象でしたが、表紙の絵でピン!ときました。
    有名な大岡越前裁きの一つです。
    若狭屋甚兵衛が、女房のお里さんと別れ、お絹さんと一緒になったところ、
    お里さんに花という娘が生まれるのですね。
    この花をめぐっての親権騒動ですね。
    子どもつなひき、もとい、花の両腕をそれぞれ引っ張って、
    母の愛情が試されるわけです。
    ともあれ、無事に和解したところが素敵ですね。
    講談の語り口がじんわりと染み入る人情噺、
    小学校中学年くらいから、味わってほしいです。

    投稿日:2020/03/02

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  • 人情味あふれるお話

    子供が欲しいという気持ちだけで、旦那の元嫁・お里から子供を奪おうとするお絹。
    ひょんなことから子供を取られてしまったのですが、子供が自分でお里の元へ帰ってきたところを見て、本当に切なくなりました。

    だからこそ大岡裁きは公明正大で、かつ人情があり、双方を納得させるに充分だったと思います。

    落語でこのお話をずっと探していたのですが、講談えほんで発見!
    やはり大岡越前のお話はすごく人情味があり、子供にもぜひ知って欲しいお話ですから、読むことが出来て嬉しかったです。

    投稿日:2019/06/14

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  • 名奉行 大岡越前守忠相

    お花の手をとって、どちらがより強い情愛があるか自分のほうにひきよせて母親の愛情を試した名奉行大岡越前守忠相の「綱引騒動」にさすがだなあと感心しました。私には、その後のお花がみんなと仲良く暮らせるようにした裁きもよかったです。いつもの名台詞「これにて一件落着・・・・・・・」♪

    投稿日:2018/09/03

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  • 心のつなひき

    人情味あるお話です。
    離縁した後に子どもの産まれた元女房と、子どもに恵まれぬ新女房の間で、心のつなひき。
    若狭屋甚兵衛も罪作りですが、大岡越前の名裁きで二人仲良くなっていきます。
    こういうことを「子はかすがい」とは言わないと思うのですが、二人の仲を取り持つ形の娘の里ちゃん。
    どんな育ち方をするのでしょうね。

    投稿日:2017/08/08

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