ナビで内田麟太郎さんと西村繁男さんのインタビューを読んで、すっごく読みたくなって捜してきました。
すべてが、5・7・5じゃないけど、言葉のリズムも響きが良くて、おまけにダジャレもあちこち飛び出してきて、読み終わった時、「あー、楽しかった」と、思いました。
字も絵もはっきりしていて遠目がききます。細かく描いているところもありますが、そういうところは、読み聞かせで読んでもらった後に、ひとり読みでこっそり見つける楽しみになります。
一度絵本の真ん中あたりで、「遊園地の乗り物だったのかな?}と思えるような描写の部分がありました。
遊園地の遊具であってもいいし、どこか田舎のトロッコ電車に乗っていると想像してもいいですね。
電車が下っていくとき、子どもたちや茶わんむしは喜んでいるのに、おばけたちが悲鳴を上げているのも笑えました。
また、「もりの仲間」が乗るところで、ご飯のおおもりさんが乗ってくるところは吹き出しちゃいました。
きっと、この絵本に出会った子どもたち(大人も)は絵本を読み終えた時、「あー、楽しかった」と、思ってくれると思います。