日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)
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一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし
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このお話を読んで、 かんたろうくんと同じく、悲しくてやりきれない気持ちになりました。 とても良いお話だと思います。 かんたろうくんの辛い気持ちは 大きくなってもどこかに残っていて 折に触れて思い出すことになるでしょうね。 そして、生き物を心から愛せる人になれると思います。
投稿日:2018/02/07
このお話は、主人公の少年が犬がほしくて、自分の今買っているペットの小鳥がいなくなったら…と思ったら本当に小鳥が死んでしまったお話でした。この少年が願ったから死んだわけではないのですが、とてつもない罪悪感に襲われている様子が見ていて心苦しかったです。なくなって初めて本当に大切なものに気づくときもありますね。
投稿日:2016/07/21
かんたろうは、ペットショップで見つけた子犬が欲しくてたまらない。 お母さんにおねだりするけど、インコのピピちゃんのお世話もままならないくせにと、一喝されます。 ピピちゃんがいるから子犬が飼えない。ピピちゃんが死ねば、子犬が飼える?ピピちゃんいつ死ぬんだろう。 そんなことを考えた次の日。ピピちゃんが・・・・・。 自分を責めて責めて泣き続けるかんたろう。悲しいよね。悔しいよね。辛いよね。気持ちが痛いほど分かります。多かれ少なかれ、こんな経験した人は多いんじゃないでしょうか。大切なものは失って初めて気づくんですよね。 まさかこんな悲しいお話だとは知らずに読んでいたので、読み終わったあと、しばらく呆然としてしまいました。
投稿日:2010/11/25
4年生の教室で読みました。 ピピちゃんが死んでしまうシーン以降は、 子どもたちの目つきが違っていました。 「のぶみ」さんは絵がかわいいので、 「ほんわか系」かと思わせといて・・・・ 大変心理描写がスルドイと思います。 自問自答するところなんか、 大人の小説かなんかの描写みたい。 侮ってはイケナイのだ!
投稿日:2008/11/14
犬が飼いたい!ちゃんと面倒みるもん! きっと、誰もが経験したことのあるお話。 身近に感じて、図書館で借りてみると ビックリするほど、切なく悲しいお話でした。 ピピちゃんがいなければ・・・ そう思った自分を責め続けるかんたろうを見ているのが とっても切なかったです。 でも生き物を大切に思う気持ち。 死が訪れるという、大切なことをこの絵本で 学べる気がしました。 3歳の子どもたちに、難しいかと思いきや 真剣に聞いてくれていました。 きっと何か大切なことを感じてくれたと思います。
投稿日:2007/12/13
犬が欲しい。でも今飼っているインコのピピちゃんがいるから 飼えないとお母さんに言われて (ピピちゃんが死んじゃえばいいのに)って思ったかんちゃん。 子どもってすごく素直で短絡的でちょっぴり残酷なんですよね。 でもそれは大人に比べて経験が少ないから 当たり前の発想だとも言えるかもしれませんね。 かんちゃんにとっては自分が考えたとおりに事が運んでしまって すごくショックを受けた形になってしまったけれど とても貴重な経験だと思います。 こうやって子どもの中に命の重さとか慈しみとかが芽生えていくんですよね。 お父さんがいっしょに悲しみを分かち合ってくれるラストの場面はとってもステキですね。
投稿日:2007/05/06
ペットショップでかわいい犬を見かけたかんちゃん。 もう欲しくて、欲しくて・・・ 「いぬかって!」でも、うちには小鳥のぴぴがいるので 飼えません。かんちゃんは 「ぴぴが死んだらいぬかえるのかな〜」いつしかそう考えて行くように。 そしたら次の日・・・ 衝撃的なワンシーンでした。 娘も息子も息をのんで、私が話す次のお話しを待ってます その合間に口に手を当てて「かわいそう!」 まだ我が家では生き物を飼った経験はないですが 命をもった物との関わりのなかでは この経験は必ず通る道です。 ラストに向かって子どもたちも目に涙を浮かべながら 聞いています。 でもね、子どもたちもちゃんと気持ちに 整理が付くようなタスとだったんですよ♪ とても心に残る1冊になったことでしょう。 生命との関わり、いのちの大切さを痛感した 素敵なお話しでした♪
投稿日:2007/02/12
気軽に手に取ってみました。 犬を飼う、楽しい絵本なのかなぁと。 すると全然違って、本屋で泣きそうになりました。 「いぬかってかって!」というかんちゃんに、お母さんは知らんぷり。 インコのピピちゃんがいるから? ピピちゃんがいなければ、と思った翌日、ピピちゃんは・・・ かんちゃんは自分を責めます。 痛いほど気持ちが伝わってきて、泣きそうになりました。 ペットを飼うということは、いつかはお別れしなければならないこと。 自分の経験と、これから子どもに味わわせるかもしれないということで、大切な1冊になりました。 ゆっくりと子どもにも読み聞かせしようと思います。
投稿日:2007/02/10
のぶみさんのかわいらしい絵に惹かれて手に取った絵本。単なる犬を飼いたいそして飼えました!というストーリーかと思ったら違いました。生き物命あるものを簡単になくなれとか言ってはいけない。そして粗末にしてはいけないというのがよく伝わってきました。今ある幸せにはなかなか気づかないで失ってから気づくことってありますよね。娘には今ある幸せを大事にして欲しいし命あるものを大切にして欲しいとこの本を読んで実感しました。
投稿日:2007/02/09
私が最近気になる作家さん・のぶみさんの作品。 初めて読んだときに予備知識が何もなかったので、 私の中で衝撃の一冊になっています。 ペットショップで可愛い子犬を見つけたかんちゃん。 かってかって!とおねだりするのですが、お母さんはしらんぷり。 今いる小鳥がいるから、飼えないのかな? 小鳥が死んだら、犬飼ってもらえるのかな? おまえのせいで犬飼えないんだぞ!と思った翌日、 小鳥は。。 しばらくそのページで呆然としてしまいました。 自分の経験を思い出して涙ぐんでしまいました。 その後のかんちゃんの心の葛藤も痛いほど伝わってきました。 現実を受け止め、心が成長していくのがわかりました。 とてもとても大切なことを教えてくれるお話でした。 長男もただ黙って最後まで聞いていました。 何かが心に届いていたら、それを大切にしてほしいなぁ。。
投稿日:2007/01/24
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