アストンの石自信を持っておすすめしたい みんなの声

アストンの石 作・絵:ロッタ・ゲッフェンブラード
訳:菱木 晃子
出版社:小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2006年11月
ISBN:9784338126441
評価スコア 4.35
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  • 心にそっと

    • みぽみぽさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 女の子14歳、女の子10歳、女の子5歳

    道に落ちている石を見つけては
    「さびしそうだから」
    「さむそうだから」

    と 家に連れ帰り、御世話をしてあげるアストン。

    大人にとってはなんでもない事でも、子どもにとってはとてもとても重要で大切なことって、意外によくあることなのかもしれません。

    子どもの大切にしている 想い をそっと見守る両親の姿も、そして最後のオチまでもが、読むとふんわりと暖かくなる1冊です。

    何度も何度も 読んで読んでとせがむ娘と一緒にほっこり読みました。

    娘はその後
    幼稚園でお友だちと作った泥団子を帽子のなかにハンカチをしいて
    そっとそっと持ち帰りました。

    そして
    そっと 添い寝をするようにお昼寝をする姿を見つけて
    この絵本が どんなに子どもの心に響くのか 寄り添うのかと
    改めて感じた母でした。

    投稿日:2009/11/23

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  • 異常に石に執着するアストンに、いろんな事を考えさせられました。石はアストンにとって何だったのでしょうか?
    とても寂しい気持ちだったのでしょうか。石が仲間たちといることに関しては納得してくれたのですから。(代わりに孤立していた枝を持ち帰りましたが)

    この絵本でもうひとつ気になったのがパパ。編み物をしているのは、どうやらお母さんではなくてお父さんです。ギターをひくお母さんと不思議な対象関係です。
    そんなお父さんの、アストンにかけた言葉に包容力を感じました。

    投稿日:2019/04/15

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  • まだ 続く

    アストンの気持ちがすごくわかります。
    パパとママの気持ちも。
    学校の帰りに石けりをすると、石が迷子になってしまうので
    できない。 あるいは もとのところまで 連れてゆく。
    そういう子供だったので、
    アストンが石を連れ帰って 寝かせる気持ちがわかるのだけど
    ママの気持ちのほうが、今はもっとわかります。
    この両親はとても偉いです。パパの作戦はとてもうまくゆきました。
    実のところ、石も幸せそうです。
    おちが。苦笑い?

    投稿日:2017/12/18

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  • 大切にしてあげたい、アストンの優しさ

    • ランタナさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子6歳

    石、枝、葉っぱ・・・子どもは色々なものと心が通じちゃうんですよね。
    息子もよく連れて帰ってきます。
    一緒に砂もザラザラ入っていて、もうやめて、と言いたくなりますが、
    本当は大切にしてあげたい感性。
    石を見て「寒そう」「ひとりぼっちでかわいそう」と心配し、
    お風呂に入れてあげるアストンの優しさに心がじんわり暖まります。
    そんな彼の気持ちに寄り添った両親の関わりが素敵。
    私にもできるかしら?

    大胆な構図と深みのある色合いの絵にも惹きこまれました。
    大きな目が愛くるしい、毛並みが独特な質感の犬のアストンとその家族、
    薄暗い夕暮れや雪の中にぼうっと浮かび上がる街灯
    キラキラ輝く氷や霜
    春の海の柔らかな光・・・
    どのページも見入ってしまいます。

    最初、息子は暗めの表紙が怖かったそうですが
    (石が動き出しそう、と思ったとか)
    読み始めると、アストンに共感したようでニコニコ。
    ラストのオチにはニ黙ってニヤッ、という感じでした。

    道端で宝物を見つける園児さんへの読み聞かせに、
    彼らを見守る大人の方におすすめです。
    冬の陽だまりのような味わいが、今の季節にぴったりです。

    投稿日:2012/02/06

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  • 心温まる絵本

    • 土筆さん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子5歳、女の子3歳

    5歳と3歳の子供達に読みました。
    色彩が暗いので期待せずに読んだのですが、心温まる素晴らしい絵本でした。
    子供達も特に感想は述べませんでしたが、静かに聞いてくれ、何か心に感じるものがあったのではないかと思います。

    投稿日:2011/08/03

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  • 気に入りました

    • オパーサンさん
    • 30代
    • ママ
    • 福島県
    • 女の子4歳、女の子1歳

    寒そうな石に出会ってしまったアストン。
    おうちに連れて帰って毛糸の帽子にくるみ、お人形用のベッドに寝かせてあげます。
    次の日も、次の日も、そのまた次の日も。
    どんどん増えて、部屋中に広がっている石たちの様子に、思わずアストンの両親が気の毒になってしまいました。
    でもこの両親、とっても素敵なんです。
    アストンの優しい気持ちに寄り添って、非難したり怒鳴りつけたりせず、上手に導いてあげるんですね。見習いたい。
    オチもきいているし、絵もしゃれていて、何度も繰り返し読みたくなる絵本です。

    投稿日:2010/01/07

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  • ほろりときて微笑ましい

      道ばたで石を見つけると、かわいそうになり家へ持ち帰る主人公アストン(ルックスは犬です)。
     かいがいしく、ベットに寝かせたりお風呂にいれたり。
     だんだんエスカレートしていき、部屋中手作りの小さいベッドにお布団を掛けた石 石 石。
     
     笑いました。
     3歳当時の息子も、夢中でした。
     彼は、白くて平べったい石がお気に入りで、ガラス細工の入ったケースに勝手に陳列していましたっけ。
     そのあとは、漬け物石のような大きいのをどこから見つけてくるのやら、玄関にゴロゴロ。
     
     なんといっても、ほろりときて微笑ましいのは、アストンが、石たちにかける情です。
     『こんな冷たい所に』、『こんな寒い日に』、と石を哀れみ連れて帰る様子が、可愛らしい。
     さて、パパとママはどう対処するのかな〜と思ったら、パパ素晴らしい、ナイスアイディアです。
     最後のページは、「アストンの収集癖は続きそう」と笑いを誘います。

    投稿日:2009/10/06

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