どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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北海道のオホーツクの海のあざらしを描いたノンフィクション。 厳しい自然界の様子が、精緻な版画で力強く描かれます。 今作の主人公はあざらしの母子。 3月の始めに生まれたあざらしの子どもの様子がよくわかります。 氷の世界で繰り広げられる生存競争も実感できます。 そして、生まれてから1ヶ月で親離れ。 4月の始めの旅立ちが人間世界とダブります。 親子共に共感できると思います。
投稿日:2009/03/20
動物のノンフィクション絵本です。 こういった絵本は殆どが写真絵本になってますが 北海道のオホーツク海を舞台に、アザラシの親子の 大自然のなかでのほえましい姿、そして懸命にたくましく生きる姿を手島さんの繊細な版画によって描き出しています。 とても素敵な版画に感動しつつ、自然の中での厳しさも 感じることができました。 シリーズにはいろんな動物を題材にしたものがあるようで 続けて読んでみたくなる、新感覚の動物絵本です。
投稿日:2007/02/08
読み聞かせの講習会で、友人が6年生の朝読書の例として実演した中の一冊です。 あざらしの子どもが生まれてから、ひとり立ちするまでを描いた作品なので、小学校を卒業し、新しい場所へと巣立つ6年生にはなむけとしてこの本を選んだということです。 手島圭三郎さんの本は、初めてだったのですが、その力強い版画に魅せられてしまいました。 簡潔な文章ですし、遠目もよく効くので、教室での読み聞かせに適した一冊だと思います。 私が気に入って借りてみたのですが、読む前に子どもたちはどこかに行ってしまったので、ほんの少し興味を示した夫を捕まえて、読み聞かせしました。 「なかなかいいじゃない」という評でしたが、子どもにも是非読んでみたい作品です。
投稿日:2007/02/05
このお話は、春になって赤ちゃんが生まれたアザラシのお母さんとその赤ちゃんのお話でした。お母さんから泳ぎを習ったり、甘えたり、キツネに襲われそうになったりといろいろな経験をしながら一緒に生活している親子の姿がとっても愛おしいお話でした。
投稿日:2016/03/10
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