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長崎の諫早湾に堤防が築かれ、干潟がなくなるというニュースは、何年か前にニュースでも話題になりました。 これは、4年生の女の子が作った紙芝居をもとに絵本化されたお話だそうです。 「干潟」というもの自体、このあたりでは、あまりお目にかからないので、なかなかその様子というものが想像できないけれど、 それまで普通に生活していた干潟に住む生き物たちにとって、この堤防は、死刑宣告以外の何者でもないでしょう。 シオマネキの言葉「神様、あなたは人間だけの神様なのですか?」の言葉には、胸がつまるものがあります。 むったんの海は、みんなの海。 海も山も川も、すべての生き物たちが暮らしているこの環境すべては、みんなのためのもです。 私たちは、そういう思いを持っているだろうか? ほんとにそれは必要なことですか? 子供と話するよいきっかけになる絵本です。
投稿日:2007/09/05
長崎県諫早湾の干潟に暮らすムツゴロウの「むったん」。 ある日、突然、堤防が閉められ多くの生き物たちが挟まれたり、 離れ離れになったり。 やがて閉め切られた干潟はからからに渇き、むったんは・・。 この作品は長崎県に住む女の子が小学4年生の時につくった 紙芝居をもとに絵本にしたそうです。 干潟には多くの生き物が生息し、海を渡る渡り鳥にとっても重要な基地、 食物連鎖のサイクルが上手に回っている自然の宝庫のようなところ。 そんな生き物達の関係も上手に取り入れ、描かれています。 むったんたちは命からがら生き延びますが、むったんの願いがとても印象に残りました。 「今度は、人間に生まれたい・・。安心して暮らせる海をつくってやるんだ・・。」 作者はむったんの気持ちになりながらも、決して人間が悪いとは書いていません。 それは、人間が海(自然)を壊すことも、そして守ることも できることを知っているからでしょう。 諫早湾の干潟については何度もテレビで取り上げられていたので、 なんとなくは知っていたのですが、実は遠い場所の出来事と 感じていたことも事実です。 改めて、私たち、人間ができることを考えさせられました。 かわいらしい絵がよかったです。
投稿日:2007/04/29
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