子供の頃、大好きだったスプーンおばさんの第一作目です。
ある日、突然、からだが小さくなってしまい、ご主人の為のお掃除やお料理が出来なくなってしまったおばさん。
どうしましょうと、困ってしまいますが、そこはそれ。生まれながらの頭の良さと、コミュニケーション術を駆使して、動物たちを使い、次々と家事をこなしていくのです(笑)。
家事が無事すんだと思ったら、もとの姿に戻れたおばさん。ご主人との幸せな毎日に戻れます・・・。
でも、この事件以降、おばさんはひょんな事から小さくなったりもとに戻ったり・・・。
あら、困ったわあ〜。と、つぶやきながらも、上記に書いた様に、持ち前の知恵で、トラブルを乗り切っていくのです。
なぜ、動物達に指示できるのか?。それは、小さくなったおばさんは、動物と会話が出来るからです。でも、もとの姿に戻った時は、出来ないなんて…。不思議だけど、ちょっと素敵ですよね。
どんな事も、楽しいことに変えてしまい状況を楽しむ姿は、本当に素敵で、子供心に小さくなってみたい!!(本当は大変なことだと解っているのに・・。)と思わせるくらい、素晴らしいです。
大人が読んでも、見習うべきことが沢山詰まった、一冊ですよ。