2021年刊行。コーヒーの入門書。コーヒーの起源、種類、育て方、収穫と加工、コーヒーを焙煎して飲む、コーヒーを使った料理(お菓子)など、コーヒーのいろいろなことがよくわかる。
楽しい絵や粘土細工、美しい写真などがふんだんに使われ、文字を読まなくても楽しめる。QRコードを読み込むと、コーヒー豆の生産国の様子や、家庭でできるフライパン焙煎などの様子が動画で視聴できる。
至れり尽くせり。コーヒーのことを知りたい大人にも、充分役に立つ。
以前から知りたかったことが、写真やイラストなどを見て、よくわかった。(ハンドピックの際の欠点豆や、コーヒー豆の精製方法、コーヒーの実の様子など)
情報量が多いが、意外とすっきりまとまっている。知りたいところだけ見てもいいし、全部を通しで読んでもいい。趣味でコーヒーの焙煎をしているが、いろいろなコーヒーの入門書(大人向け)を読んでみたが、これが一番、分かりやすかった。ビジュアル資料をふんだんに使ってあり、文字も大きくて、よみやすい優しい日本語で説明してある。新設設計。
コーヒーの木は、日本でも温度が10℃以下に下がらなければ、栽培できて、実も収穫できるという。寒い時期は部屋に入れるなどすれば、自宅でも実が成るかもしれない。やってみたくなってきた。
この本を読んだ後、さっそく、コーヒーを頂いた。
分かりやすく、楽しい本なので、自分もやってみたくなってくる。
私にとっては、大人も楽しめる実用書だ。